傑作アドベンチャーゲーム『Riven: The Sequel to Myst』リメイク版開発が発表。3D空間内を自由に探索できるスタイルに

デベロッパーのCyanは10月31日、アドベンチャーゲーム『Riven: The Sequel to Myst』のリメイク版を発表した。対応プラットフォームや配信時期は未定。

デベロッパーのCyanは10月31日、アドベンチャーゲーム『Riven: The Sequel to Myst』のリメイク版を発表した。対応プラットフォームや配信時期は未定。

『Riven: The Sequel to Myst』は、1993年発売の『Myst』に続くシリーズ2作目となるアドベンチャーゲーム。1997年にPC版が発売されたのち、コンソールやモバイル向けの移植もおこなわれた。前作に続き異世界へと通じる不思議な本をテーマにしており、主人公は囚われの身となっている友人の妻を救うべく、Rivenと呼ばれる世界を探索し謎を解いていく。

オリジナル版ではポイント&クリック形式のゲームプレイを採用していたが、今回発表されたリメイク版では、3D空間の中を自由に探索できるスタイルに変更されるという。本作に関しては、もともと「The Starry Expanse Project」というファンによる3Dリメイクプロジェクトが存在し、Cyanは数年前に同チームに接触。そのリソースを譲り受けることで合意し、公式リメイク開発がスタートしたのだそうだ。また、チームのひとりはCyanに加入したとのこと。

オリジナル版のスクリーンショット


リメイク版はどのような内容になるのか、今のところ上述した情報以外は公開されていない。なお、ファンプロジェクトからリソースを譲り受けたものの、開発自体はCyanの手によりいちからおこなわれているそうだ。ただ、そのリソースによって開発の“ジャンプスタート”を切ることができたとのこと。

Cyanが手がけた公式リメイク作品としては、直近では前作『Myst』のリメイク版が2021年にリリースされている。同作ではUnreal Engineを用いて再構築しつつ、新たなアートやサウンド、インタラクション要素などを導入。パズルをランダム化させる機能や、VR対応も実装された。本作においても、似たようなアプローチが取られる可能性はあるだろう。同じく日本語対応がなされることにも期待がかかる。続報を待ちたい。

『Riven: The Sequel to Myst』のリメイク版は、対応プラットフォームおよび配信時期は未定である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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