Steam海洋ADV&寿司屋経営ゲーム『デイヴ・ザ・ダイバー』早期アクセス配信開始し、さっそく好調。昼は潜水漁、夜は寿司屋の二重生活


デベロッパーのMINTROCKETは10月27日、海洋アドベンチャー&寿司屋経営ゲーム『デイヴ・ザ・ダイバー(DAVE THE DIVER)』の早期アクセス配信をPC(Steam)にて開始した。価格は2400円で、11月3日までは10%オフの2160円で購入可能。ゲーム内は日本語表示に対応している。現時点で、まだ配信から2日ほどであるが、本作は早くも好調のようだ。

『デイヴ・ザ・ダイバー』は、ブルーホールと呼ばれる海を舞台にした海洋アドベンチャーゲームと、その近くに存在する寿司屋での経営シミュレーションを組み合わせた作品だ。ダイバーのデイブは、ビジネスパートナーのコブラに誘われ、寿司職人のバンチョの店のために仕事をすることに。昼間は海に潜って魚を獲り、夜はその魚を使って握った寿司を客に提供するため、寿司店の従業員として働くのだ。

ブルーホールは、潜るたびに地形と生態が変化する不思議な海。実在の種類を含めさまざまな魚が泳いでおり、酸素ボンベの残量に気をつけながら、銛を使って捕獲していく。そして寿司店では、昼間に獲った魚をもとにして、その晩に出す寿司メニューを決定。開店すると次々に客がやってきて注文をするため、バンチョが握った寿司を注文どおりに配膳するのだ。定期的にワサビをすって補充しておくことも忘れてはならない。また、客が緑茶を注文した場合、適切な量を注ぐことに成功すればより多くの料金を払ってくれる。

そうして収益を上げながら、店を修繕したり、ほかの従業員を雇った場合に給料を払ったりして経営をおこなう。店の評判が高まると、特別な客が訪れることもあるという。また、特定の種類の魚などを捕獲してくるよう依頼を受けることもあり、それによっても報酬を得られる。このほか、海では危険な未知の生物に遭遇することがあり、デイブの装備を強化していくことも求められる。


現時点で本作は、Steamのユーザーレビューにて94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。魚獲りと寿司の提供、店の経営を上手く連携させたゲームプレイや、緻密なドット絵ビジュアルによる美しい海の表現、およびゆったり楽しめるダイビング体験などが評価されている模様。会話シーンも多いため、日本語ローカライズの品質が比較的良いことも、日本人としては嬉しいポイントだろう。

また、本作の同時接続プレイヤー数を確認してみると、ローンチからじわじわと数字を伸ばし、直近で2200人を突破している(SteamDB)。開発元MINTROCKETはNEXON傘下のスタジオではあるがまだ実績はなく、作品の規模からしても上々の出足となったといえそうだ。


本作は、早期アクセス配信が開始されたばかりの現時点では、プロローグを含め4つのチャプターをプレイ可能。主要なゲームシステムは実装された状態にあり、魚は100種類以上、武器やアイテムは40種類以上収録されている。そして今後開発を進めるなかで、さらなるチャプターや新たなコンテンツ・アイテムを追加。バランス調整などもおこなっていくという。そして2023年前半の正式リリースを目指すとのことである。

『デイヴ・ザ・ダイバー(DAVE THE DIVER)』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。