パブリッシャーのDaedalic Entertainmentは10月27日、Tiny Roarが手がける探索パズルゲーム『Wanderful』を発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）。早期アクセス配信が予定されており、配信時期は未定。Steamのストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
『Wanderful』は、タイルによって世界を拡張させながら探索していくパズルゲームだ。プレイヤーには広大な空間が用意され、その中心にある土地からゲームを開始する。しかし、周囲にどのような環境が存在するのかは分からない。プレイヤーはいくつかのタイルを所有しており、タイルを配置することで、その場所に新たな土地が浮かび上がってくる仕組みとなっている。
生み出される土地は、サボテンの生える荒野や森林地帯であったり、民家や畑がある土地であったりなどさまざま。さらに生き物がいたり、昼夜の変化があったり、不思議な現象がみられたりすることもある、多様な環境に出会えるという。そして新たな土地を探索し、追加のタイルを入手。それを使ってさらに世界を拡張させていく。
現時点では詳細は不明だが、それぞれのタイルには何らかの秘められたパワーや制限が存在するという。本作のゲームプレイには戦略性や創造性が求められるとのことで、さらにスコア要素も存在。手持ちのタイルを上手く使うことが重要となるようだ。そして、タイルを使い切った時点でゲーム終了となる。
本作の世界は、自動生成によってプレイするたびに異なる体験をもたらすという。1プレイは5〜30分程度とされている。ハイスコアを目指したり、どこまで世界を拡張させられるかに挑戦したりなど、自由なプレイスタイルで楽しめるそうだ。やさしいビジュアルを採用した不思議な世界観も魅力となっており、そうした世界を堪能するようにのんびり探索するのも良さそうだ。
『Wanderful』は、PC（Steam）向けに開発中。早期アクセス配信が予定されており、正式リリース時にはあらゆるプラットフォームにて配信する計画とのことである。
