Steamゾンビ治療研究所建設・運営シム『Zombie Cure Lab』12月8日に早期アクセス配信開始へ。ゾンビを捕らえては治療し働かせる

Aerosoftは10月19日、『Zombie Cure Lab』の早期アクセス配信を、12月7日に開始すると発表した。『Zombie Cure Lab』は、ゾンビで溢れる世界を舞台にする建設・運営シミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのAerosoftは10月19日、Thera Bytesが手がけるゾンビ治療研究所建設・運営シミュレーションゲーム『Zombie Cure Lab』の早期アクセス配信を、12月7日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本においては時差の関係で、12月8日に配信開始される。

『Zombie Cure Lab』は、ゾンビで溢れる世界を舞台にする建設・運営シミュレーションゲームだ。本作の世界では研究者たちの手によって、ヒトのゾンビ化の進行を逆行させ、“半人半ゾンビ”の状態にまで回復させられる解毒剤の開発に成功している状況にある。そこでプレイヤーは、ゾンビ化をさらに改善させ、完全に人間に戻すことができる治療方法を確立すべく研究所を建設する。

本作は、ごく基本的な設備のみが置かれた土地に、数人の研究者が送り込まれるところからスタート。研究者に指示を与えて、周囲に存在する木を切り倒して木材を得たり、廃車を漁って金属を入手したりなどし、そうした資源をもとに研究所の建物を建築する。食事を提供するためのキッチンや農園、休息のための自室やベッド、電力を供給するための発電設備など、まずは研究者たちの住環境を整備し、それから研究を本格化させていくのだ。


また、研究所を防衛することも求められる。というのも毎日夜になると、どこからともなくゾンビの群れが現れ研究所を襲うためだ。研究所の周囲に外壁などを建設するほか、ゾンビを撃退する装置の設置も重要となる。その撃退装置からは凍結ジェルが発射。命中したゾンビは動きが遅くなり、最終的に氷漬けになる。

本作では、その氷漬けで動けなくなったゾンビを翌朝に回収し、治療を施すことが目標のひとつとなる。当面は、既存の技術にて半人半ゾンビの状態にまで回復させることになるだろう。HumanとZombieの間ということで「Humbie」と呼ばれている。そしてHumbieは、研究所の労働力になってくれる。壁外での資源収集などに、ゾンビならではのパワーを活かすことができるようだ。

なおHumbieには、いくつかのステータスをもとにした幸福度の要素が存在する。幸福度が下がるとHumbieは怒り出し、ついにはゾンビへと逆戻り。さらに周囲にゾンビウイルスを撒き散らすという。すなわち、研究所内でゾンビアウトブレイクが発生しかねない状況になる。そのため、Humbieの各ステータスアップに繋がる施設を建設し、幸福度を維持することが求められる。また、ゾンビ化したHumbieを氷漬けにして制圧するために、警備員を配置しておくと安心だろう。


本作ではこのようにしてHumbieを増やし、研究者と合わせて行動とステータスを管理しながら、あらゆる仕事の効率化を追求することとなる。また、新たな技術の開発をおこなえば、より貴重な資源を入手できるようになり、同時により高度な研究をおこなうための設備の導入が可能になっていく。アンロックできる技術は200種類以上用意されるとのこと。そうして研究所を拡充させてゾンビの治療を続け、ゾンビのいない世界を目指すのだ。

『Zombie Cure Lab』は、PC(Steam)向けに12月8日に早期アクセス配信予定だ。価格は24.99ユーロで、ローンチから1週間は20%オフセールを実施するとのこと。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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