捨てられウサギアクション『Lapin』11月17日Steam早期アクセス配信開始へ。居場所ないウサギたちの儚き冒険
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インディースタジオStudio Doodalは10月24日、『Lapin(ラパン)』を11月17日にSteamにて早期アクセス配信開始すると発表した。価格は1640円。ゲーム内は日本語に対応するようだ。早期アクセス配信開始時には10%オフのセールが実施されるという。
『Lapin』は、ウサギアクションゲームだ。主人公となるのはウサギだ。ペットとして飼われていたウサギたちは、捨てられてしまった。捨てられてしまったウサギたち5匹は公園に身を寄せ、巣を作っていた。公園にある干し草の箱から持ち帰った草で暮らす日々。しかし公園では工事が始まり、巣を追い出されてしまった。5匹のウサギは探検隊となり新しい居場所を探す旅に出る。プレイヤーは探険隊の一員である白ウサギのリーベ。リーベとして一匹で、あるいはほかのウサギと共にさまざまな場所をめぐるのだ。
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リーベはダイナミックなアクションが可能。俊敏な動きのほか、壁キックしたり、空中ダッシュしたり。さまざまな動きを駆使して狭い場所や開けた場所を進んでいく。障害物だらけの道中を突き進むのだ。本作には寄り道して難関ステージに挑んだり、仲間と会話して好感度を上げたり、種やフォトカードなどの収集物を集めたりといった多彩なコンテンツが用意されている。
仲間との会話を重ねれば好感度が上がり、新たな仲間ウサギたちとのエピソードが解禁。またフォトカードも獲得できるとのこと。そのほか種については「その場所で死んだウサギの痕跡」だという。死んだウサギの最期の言葉も聞けるとのこと。設定を含め、ヘビーな要素も盛り込まれているようだ。
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本作を手がけるのは韓国のインディースタジオStudio Doodal。しばらくの間開発がなされており、ついに2022年11月の早期アクセス配信開始が固まったかたち。韓国内のアワードではいくつかグラフィック関連の賞をとっている。ウサギたちの新天地探しが、美しくも儚く描かれている点はすでに一定の評価を獲得しているようである。壮大な音楽で彩られるトレイラーも一見の価値あり。
『Lapin』は11月17日にSteam早期アクセス配信開始予定だ。