自律AI人間関係RPG『LOOP8(ループエイト)』2023年3月16日発売へ。日常で形成される人間関係が、戦いに影響を及ぼす

マーベラスは10月19日、『LOOP8(ループエイト)』を2023年3月16日に発売すると発表した。『LOOP8(ループエイト)』の日常パートでは、NPCたちが自らの意志や感情をもち行動する。

マーベラスは10月19日、『LOOP8(ループエイト)』を2023年3月16日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPS4/Xbox One/Nintendo Switch。なお同作はマーベラス子会社XSEED Gamesより、3月21日にPC(Steam)版も発売される。


『LOOP8(ループエイト)』は、ある夏の物語をテーマとしたジュブナイルRPGだ。舞台となるのは1983年8月。人類は厄災である化外(ケガイ)により脅かされている。主人公の少年ニニは、穏やかな田舎町・葦原中つ町へとたどりつき、化外と戦いながら幾度も8月を繰り返していく。日常パートと非日常パートを介して1か月間を過ごすのだ。

『LOOP8(ループエイト)』の日常パートでは、NPCたちが自らの意志や感情をもち行動する。そうした行動によって他者への感情および他者との人間関係が変化するわけだ。プレイヤーの選択はもちろん、NPCの自律的な行動によっても感情や関係が変わっていくシステムとなる。こうした人間関係によって、発生するイベントや進行が大きく変化。というのも、本作では人間関係が戦闘に影響を及ぼすのだ。


本作では非日常パートでは人間に寄生する化外と戦うために黄泉比良坂なるダンジョンに挑む。最大3人パーティーで戦うことになるが、操作できるのは主人公のニニのみ。ほかの2人は他キャラとの人間関係や感情によって行動する。また化外の宿主との関係も戦闘に影響を及ぼす。たとえば、パーティーの人間関係は悪ければ、メンバーが自分勝手に行動し戦闘が不利に。逆関係がよければ仲間同士がうまく連携し戦闘を有利に進められる。本作にはレベルの概念はなく、日々の鍛錬と人間関係構築で強さが決まるそうだ。


本作はゲームデザイン/シナリオを、『高機動幻想ガンパレード・マーチ』で知られる芝村裕吏氏が担当。キャラクターデザインは、キズナアイを手がけた森倉円氏や、アニメ「ソードアート・オンライン」のキャラクターデザインなどで知られる足立慎吾氏が担当する。コンセプトアートはイラストレーターのキツネイロ氏が描き、音楽は『逆転裁判』シリーズにも携わった岩垂徳行氏が手がける。開発統括プロデューサーを務めるのは、『グランディア』シリーズなどをおくった宮路洋一氏だ。自律AIやキャラ同士の人間関係といった要素が色濃いのは、芝村氏が関わっているという点が大きそうである。

公式サイトでは、基本システムやキャラ設定、公式小説などさまざまな情報が掲載されているので、チェックしてみるといいだろう。『LOOP8(ループエイト)』はPS4/Xbox One/Nintendo Switch向けに3月16日、PC(Steam)向けに3月21日に発売予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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