Steamオープンワールド麻薬密売シム『Drug Dealer Simulator 2』発表。クスリの調合から始める成り上がり麻薬王体験

パブリッシャーのMovie Gamesは10月18日、『Drug Dealer Simulator 2』を発表した。麻薬の密売をテーマにしたオープンワールドクライムシムだ。

パブリッシャーのMovie Gamesは10月18日、麻薬密売人シム『Drug Dealer Simulator 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2023年中のリリースを予定している。

『Drug Dealer Simulator 2』は、麻薬の密売をテーマにしたオープンワールドクライムシムだ。舞台は2000年代初頭、カリブに浮かぶ島イスラ・ソンブラ(Isla Sombra)。ここは無法者や型にはまらないビジネスにうってつけの土地だという。主人公のエディー(Eddie)は、この地で麻薬の密売に手を染める。仕入れ先や顧客を増やしながら麻薬取引で金を稼ぎ、組織を育てて麻薬王へとのし上がるのがゲームの目的だ。


持ち物も人脈もない主人公の仕事は、まず麻薬を仕入れるところから始まる。自ら麻薬を購入・製造・加工し、さらに独自に原料を調合して品質を管理することが可能だ。アジトを築いて薬物を路上で売りさばき、資金や新規顧客を獲得していく。資金を元手に人を雇い、さらに組織的なビジネスへと成長させるのだ。雇った人間は組織内のヒエラルキーに組み込み、仕事や階級を割り当てることができる。そしてアジトやラボを拡張し、さらに新しい拠点を築くのだ。本作はオープンワールドを掲げており、周辺の都市や村へとビジネスを拡大することもできるという。しかし大物の縄張りに侵入すると、邪魔者として目を付けられることもあるとのこと。


もちろん、薬物の取引には危険がつきものだ。汚職にまみれた警官や敵対組織、あるいは地元の民兵といった勢力にも対処しなくてはならない。賄賂を渡したり、時にはフェンスを飛び越えて逃げたりと、麻薬稼業も一筋縄ではいかないようだ。なおゲーム内では現地通貨とは別に米ドルが流通しており、米ドルのほうが好まれやすいといった要素も。


本作を手がけるのはByterunners Game Studio。同スタジオは過去に、前作にあたる『Drug Dealer Simulator』をPC向けにリリース。こちらは記事執筆時点で、Steamユーザーレビューにおいて、12001件中86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。前作に向けても最新アップデート「Endgame」が控えており、続編と並行して開発が進められているようだ。本作の麻薬密売を中心とした基本的なシステムは、この前作から引き継がれているようである。危険な麻薬稼業に興味のあるプレイヤーは、前作からプレイしてみるのもいいだろう。

『Drug Dealer Simulator 2』は、PC(Steam)向けに2023年リリース予定。

Aya Furukawa
Aya Furukawa

主にニュースを担当。ビジュアルや世界観にこだわりのあるゲームが好きです。

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