『ゼノブレイド3』にて「パーティ編成保存機能」が“こっそり”追加されていた。地味ながらも重要アプデ

任天堂は10月14日、『ゼノブレイド3』更新データVer. 1.2.0の配信を開始した。

任天堂は10月14日、『ゼノブレイド3』更新データVer. 1.2.0の配信を開始した。任天堂のサポートページによると、同アップデートではエキスパンション・パス保有者向けコンテンツ第二弾が配信されたほか、モノッソイソースの入手手段増加調整や、各種不具合が調整されたようだ。しかしサポートページでは記載されていない、ある重要な変更もなされている。それがパーティ編成保存機能の実装である。


『ゼノブレイド3』では、クラスと呼ばれる概念が存在し、6人の主人公はそれぞれのクラスを付け替えてプレイする。ソードファイターから疾風士からメディックガンナーから戦術士など、かなりの数のクラスが用意されており、クラスランクを上げつつそれらのクラスを変えながら旅をすることになるだろう。

クラスの種類は多いので、かなり多種多様な組み合わせのパーティ編成ができるわけだ。一方でこれらのクラスを“保存する機能”は存在しなかった。たとえば雑魚敵用のパーティとボス用のパーティがあったとして、いちいち手動でパーティを変更する必要があったわけだ。バトルにおけるコンボやシナジーが重要なゲームなだけに、パーティ編成を保存する機能を望む声もあった。というか筆者がそうだった。しかしながら、今回のアップデートでパーティ編成保存機能が追加されたわけだ。


やることは簡単で、メインメニューで+ボタンを押すことでパーティ編成保存機能が呼び出せる。現在のパーティ保存や保存したパーティの呼び出しが可能。パーティ名なども変更できる。ジェムやアクセサリ、アーツにスキルなどキャラごとの設定が一括で保存されている。もちろんヒーローもセット。スロット数としては15まで用意されているほか、保存も呼び出しもサクサクで、シンプルながら必要機能は一通り揃えられている印象だ。


パーティ編成保存機能が追加されたことはゲーム内ではしっかり告知されている。なぜサポートページのパッチノートに記載されなかったのかは不明であるが、ともかく便利な機能が追加されたのは確か。前述したように、今回のアップデートではエキスパンション・パス第二弾コンテンツが配信。新ヒーローのイノやチャレンジバトルが実装され、やりこみ要素がさらに充実。パーティ編成保存機能を活用し、新たな戦いに挑むといいだろう。

『ゼノブレイド3』は、Nintendo Switch向けに発売中だ。



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Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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