『ポケモン スカーレット・バイオレット』新ポケモン、ハラバリー発表。新特性を引っ提げたでんきがえるポケモン

株式会社ポケモンは10月14日、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の新たな映像を公開した。10月12日に公開したジムリーダー・ナンジャモの相棒を当てようという映像の、回答編にあたる映像だ。

ナンジャモは、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のパルデア地方にあるハッコウシティで、でんきタイプのジムリーダーを務める少女だ。彼女はジムリーダーの傍ら、動画配信者としても活動している。可愛らしいルックスと声、さらに一人称が「僕」、視聴者を呼びかける時は「皆の者」と呼ぶ、そして映像の端々に腹黒そうな一面を匂わせているなど、現実の配信者を彷彿とさせる個性をもつ。前回および新たな映像でも、そのキャラクターを存分に発揮。インフルエンサーであると自覚しており、軽快なトークを見せている。

前回の映像となった「ドンナモンジャTV」の第1回では「ジムリーダー・ナンジャモの相棒は何者なんじゃ!？」と題した出題編として、いくつかのヒントを公開。触り心地がぷにっとしていて、頭に付けている髪飾りのコイルではなく、動きは鈍いとのことだった。見た目は頭に2つのコブがあり、それを目玉に間違えられることもあるというヒントも。それらを満たしたでんきポケモンで、体を伸び縮みさせて発電させる特徴があるとも語っていた。

視聴者の注目を浴びる中、ナンジャモは10月14日に「ドンナモンジャTV」の第2回「ジムリーダー・ナンジャモの相棒のポケモンとは？正解発表！」を公開。その正体は、新ポケモン・ハラバリーだった。ハラバリーはでんきがえるポケモンで、タイプはでんき。特性はでんきにかえる/せいでんきだという。でんきにかえるは本作から登場する新特性で、攻撃を受けると、じゅうでんされて「じゅうでん状態」になり、でんきタイプの技の威力を一回だけ上げることができるとのこと。

このハラバリーだが、目玉のような部分は前述のとおりコブで、実際の顔は一見鼻の穴のように見える黄色い目と口の部分だという。またお腹部分にあるへそダイナモにて、大電力を発生し、このエネルギーがコブから放たれるとのこと。なお攻撃されるまで相手に気づかない、のんきな性格をしているそうだ。

ジムリーダーの発表は、ナッペ山ジムのこおりタイプの使い手であるグルーシャ、ボウルタウンジムのくさタイプの使い手であるコルサに続いて、ナンジャモで3人目。動画配信者という職業に絡めた、こういった形のジムリーダーの発表は面白い試みだ。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、これまでの『ポケモン』シリーズ同様に8つのジムが存在するという。残る5つのジムでポケモントレーナーを待ち受ける、ジムリーダーたちの発表も期待したい。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は、Nintendo Switch向けに11月18日発売予定だ。