ロボSRPG『Relayer Advanced』Steam版発表、10月27日発売へ。PS4/PS5版『Relayer』もあわせてパワーアップ
株式会社ドラガミゲームスは10月12日、シミュレーションRPG『Relayer Advanced(リレイヤーアドバンスド)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)だ。Steam版は10月27日配信予定で、価格は税込6600円。GOG版は11月10日配信予定で価格は49.99ドル(約7300円)となる。
『Relayer Advanced』は、今年3月24日に発売された『Relayer(リレイヤー)』にさまざまな新要素を追加したパワーアップ版。戦略性のあるバトルシステムはそのままに、本作ではUIの変化、新機能の追加、エンドコンテンツの拡充がおこなわれている。この3つの新要素により、さらに遊びやすくなっているようだ。
まずUIについては、フィールドでの戦闘UIがリファインされる。キャラクターおよび武器アイコンの小型化のほか、移動範囲や攻撃範囲の表示がグリッドマスからルミナスラインへ変更。フィールドでの視認性が向上し、より快適にプレイできるようになるようだ。なお、範囲表示については、グリッドマスとルミナスラインがオプションで切り替え可能とのこと。好みにあわせて表示方法を選ぶことができる。
次に、新機能としてシナリオ回想機能が追加される。ここでは、ゲーム本編で流れたアドベンチャーパートを再生することができる。DLC機体であるNEXT機体入手時のイベントも閲覧可能。一度しか見られないイベントを誤ってスキップしてしまった際にも使える、便利な機能となりそうだ。なお本作では、プレイを円滑に進めるために『Relayer』からシナリオを一部短縮しているとのこと。一方で、この回想機能を使えばロングバージョンを閲覧可能だそうだ。もとのシナリオの重厚さは失われていないとのことなので、安心してほしい。
そして3つ目の新要素として、大型エンドコンテンツが実装されている。これは、全5ステージからなる「ワームホールの試練」という高難度ミッションだ。ゲーム本編クリア後に解放される「アステリズム航海記」よりも、さらに高難度となるようだ。プレイヤーの実力が試されるミッションとなるものの、イージーモードでも容易にクリアできるようバランス調整されているという。自分にあった難易度で挑戦できるようだ。なおこのミッションでは、ファントムと呼ばれる、主人公たちに瓜二つの敵キャラクターが登場する模様。どのようなドラマが展開されるのかにも注目したい。
本作では、ゲーム本編のほかにDLCも同日に配信予定となっている。ゲーム本編とDLC機体がセットになった「Relayer Advanced EXTRA PACK」や、今後配信予定のDLC機体が手に入るシーズンパスなどもあわせて配信予定だ。
さらに、現在PS5/PS4向けに配信されている『Relayer』に、『Relayer Advanced』と同じ機能が追加される無償大型アップデートが実施される予定だ。アップデートの配信予定日は11月18日となっている。
『Relayer Advanced』はPC(Steam/GOG.com)向けに配信予定。配信日はSteam版が10月27日、GOG版が11月10日だ。