『No Man’s Sky』アップデート4.0「Waypoint」発表&配信開始。カスタムゲームモードの実装や、遊びやすさ・描画などさまざま向上

デベロッパーのHello Gamesは10月7日、『No Man’s Sky』向けのアップデート4.0「Waypoint」を配信した。また、本作のNintendo Switch版も本日より発売されている。

デベロッパーのHello Gamesは10月7日、『No Man’s Sky』向けのアップデート4.0「Waypoint」を配信した。また、本作のNintendo Switch版も本日より発売されている。

今回のアップデートでは、まずカスタムゲームモードが実装された。設定画面では大まかに難易度を変更でき、そのうえでさらにゲーム内のさまざまな項目について細かく調整可能。項目にはたとえば、資源量や被ダメージ量などのサバイバル要素に関連するものから、アイテムやクラフトにかかるコスト、敵の強さや挙動などがある。サバイバル要素の項目のなかには「死んだ場合にセーブデータを削除する」といったものまで用意されている。ちなみに、今回オートセーブ機能も実装された。

ゲームモードにはほかに、Relaxedモードも実装。危険な要素やグラインド要素、必要コストなどが減少されており、ストーリーからバトル、サバイバル要素まで、満遍なく気軽に楽しめるモードとのこと。また、サバイバルモードでは、より高難度な設定が追加。なお、これらの難易度設定はプレイ中にいつでも変更できるようになった。


新要素としては、惑星上にてトレードロケットを呼び出して打ち上げ可能に。ロケットは近くの宇宙ステーションに向かい、積み込んでおいたアイテムを自動的に売却してくれる。また、損傷した投下ポッドにインタラクトすると、マーカーが設置されると同時に、修復プロセスのガイドが提供されるように。さらに、特定のアイテムのクラフトの手順を、ツリー形式で表示する機能も用意。複数の手順を踏む複雑なクラフトでも、何をどの順番でおこなえば良いかが分かりやすくなっている。このほか小惑星群には、レアとエキゾチックという2種類のレア度が追加されている。

本作をよりプレイしやすくする、UI関連の改善も実施されている。まず、インベントリ画面はデザインが刷新。一画面で多様な項目にアクセスできるようになったほか、フィルター機能に目的のアイテムがより探しやすくなっている。容量も拡大された。また、カタログ&ガイドタブでは、あらゆる冒険の記録が集積。旅のマイルストーンが、このタブ内にピン留されるなど、こちらも使い勝手が改善されている。

このほかには、ビジュアルの改善も実施。スペースアノマリーではビジュアルエフェクトが刷新され、空気感をより深く感じられるようになっているという。ほかにも、ビーコンや古代の石碑、テレポートモジュールなどにも、新たなビジュアルエフェクトが導入された。またPC版に関しては、AMD FidelityFX Super Resolution 2に対応。いわゆる超解像技術であり、ビジュアル品質を保ったままフレームレートを引き上げる効果が見込める。


そして、本日10月7日には本作のNintendo Switch版がリリースされた。マルチプレイには対応しないものの、本作向けに6年にわたって配信されてきたアップデートの数々が実装されたバージョンであり、今後も同様にアップデートが提供される見込み。

なお、Nintendo Switch版の早期プレイヤーには限定報酬が用意されており、今年の11月7日までに本作を起動しサーバーに接続すると、宇宙船のHorizon Vector NXとマルチツールのInfinite Neon Mark XXIIがプレゼントされる。いずれもネオンブルーとネオンレッドで彩られた、Nintendo Switchらしいカラーリングとなっている。

『No Man’s Sky』は、PC/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに販売中だ。今回配信されたアップデート4.0「Waypoint」の詳細については、公式サイトのパッチノートを確認してほしい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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