臨場感レースゲーム『Need for Speed Unbound』発表、12月2日発売へ。アニメ&グラフィティ調の新スタイル公道レース

 

Electronic Artsは10月7日、レースゲーム『Need for Speed Unbound』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Origin)/PS5/Xbox Series X|Sで、12月2日発売予定。

『Need for Speed Unbound』は、レースゲーム『Need for Speed』シリーズの最新作だ。開発はCriterion Gamesが担当する。本作では、リアルに再現された車両および環境と、ストリートアート・グラフィティを組み合わせた新たなビジュアルスタイルが導入。また、登場するドライバーなどのキャラクターたちもアニメ調で表現されており、これまで同シリーズになかったアートスタイルが特徴となっている。

本作にてプレイヤーは、レイクショアと呼ばれる広大な街を舞台に底辺からスタートし、トップを目指してレースをする。家族経営のオートショップに強盗が入り、盗まれた大事なマシンを取り戻すという物語となる。ガレージでチューニングした車両で毎週予選に臨み、お金を稼いで、この街の究極のストリートレースチャレンジ「グランド」に挑むのだ。また、街では警察車両とのカーチェイスになることも。プレイヤーは戦術的な判断をもって逃げ切らなければならないという。

また、マルチプレイモードも収録される。ライバルのフレンドとレースしたり、レイクショア中にあるアンダーグラウンドな集合場所でオンラインストリートレースコミュニティと交流したり、あるいは街なかをフリーローミングしたりして楽しめるそうだ。


本作の新規要素のひとつには、バーストナイトロと呼ばれる新たなブースト要素が挙げられている。目もくらむスピードを実現するだけでなく、グラフィティ風のビジュアルも発動するようだ。プレイヤーはほかにも、視覚効果と効果音満載の新しいツールキットにアクセスできるとのこと。

本作には、国内外の実在メーカーの車両が多数登場。ガレージではチューニングだけでなく見た目のカスタマイズも可能となっており、ユニークなラッピングなどのアイテムが用意される。また、ドライビングエフェクトなる要素も存在するそうだ。

このほか、本作のサウンドトラックには、A$AP RockyやAWGEをはじめとする、現代のHIPHOPシーンの先駆者的アーティストたちが参加。また、ヨーロッパのテクノシーンとアトランタのトラップシーンを繋げたプロデューサーBrodinski氏が、本作のためのオリジナル楽曲を制作するという。なお、A$AP Rockyはゲーム内にも登場し、レースに勝利すると彼のカスタムマシンを入手できるとのこと。


Need for Speed Unbound』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Origin)/PS5/Xbox Series X|S向けに12月2日発売予定だ。EA Play加入者は11月29日からプレイ可能となる。