不穏などうぶつ村生活シム『Lonesome Village』11月1日発売へ。魔法の虫眼鏡で謎を解き明かす

デベロッパーのOgre Pixelは10月4日、『Lonesome Village』を現地時間11月1日に発売すると発表した 。ライフシムにパズル要素を融合させたアドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのOgre Pixelは10月4日、ライフシミュレーション『Lonesome Village』を現地時間11月1日に発売すると発表した 。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series One/Xbox X|S/Nintendo Switch。Steamストアページによると、日本語表示にも対応予定だ。

『Lonesome Village』はライフシムにパズル要素を融合させたアドベンチャーゲームだ。主人公は、コヨーテのWes。かつてUbhoraの名で知られていたLonesomeという静かな村にやってきた。「なせばなる」の姿勢と地図だけを頼りに、居心地の良いコミュニティの中で、Lonesome村を復興させていく。

しかし、この村には隠された裏の顔があるようだ。以前この土地では、塔が突然消えるという事件が起きていた。その裏には、未知の闇の力を呼び出して世界をコントロールしようとしたカルトの暗躍があったのだ。しかし今度はその塔がふたたび現れ、同時に村人が消えてしまう事件が起こり始める。いったい何が起こっているのか。ゲームの目的は、これらの謎を解き明かしながら、Lonesome村の平和を守ることにあるようだ。


本作では農業をしたり、釣りをしたり、家を装飾したりすることができる。また、村の中にはさまざまな資源があり、それを使って新たなクラフトをおこなうこともできる。村人たちとの交流も楽しめて、写真を思い出としてコレクションできるようだ。なお本作には、戦闘要素はないということが明かされている。一方で、本作ではパズル要素がふんだんに盛り込まれているようだ 。たとえば塔の中では、模様の描かれたダイヤルをそろえたり、光線が特定の箇所に当たるよう鏡台を移動したりするパズルが待ち受けている。

また主人公のWesは魔法の虫眼鏡を持っており、村のいたるところにこれをかざすことができるようだ。魔法の虫眼鏡を通して見ると、村の、普段と違う一面が垣間見える。トレイラーでは、虫眼鏡を通して石像を見ると、像の表情とはめ込まれた石の色が変わっていた。これらの謎を解決していくうちに、世界の真実が見えてくるのかもしれない。気ままにスローライフを満喫するだけでは終わらない作品になりそうだ。


本作を手掛けるのはメキシコのデベロッパー、Ogre Pixel。過去にはスマートフォン向けのタイトルを開発してきたスタジオだ。本作はKickstarterのプロジェクトとして開始。目標金額を大幅に上回って、およそ3500人の出資者から10万米ドル以上(約1500万円)の資金が集まっていた。同スタジオにとって初のPC/コンソール向けタイトルながら、発売前から注目を集めているようだ 。可愛らしいビジュアルや、ライフシムとしては特徴的な要素が注目されているのかもしれない。

なお本作は日本時間10月11日まで開催中のSteam Nextフェス向けにも、体験版が出展されている。興味のある人はチェックしてみてほしい。

『Lonesome Village』はPC(Steam)/Xbox Series One/Xbox X|S/Nintendo Switch向けに11月1日発売予定だ。

Daiki Imazato
Daiki Imazato

下手の横好きでシミュレーションゲームなどをしています。自分のミスでだんだん状況が悪くなっていく様を他人事のように眺めるのが好き

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