自由犯罪ゲーム『Streets of Rogue 2』正式発表。なんでもありの路地裏荒らしゲーム、オープンワールドに進化へ

tinyBuildは10月4日、『Streets of Rogue 2』を正式発表した。『Streets of Rogue 2』では、オープンワールドゲームに進化。都市や森、島に洞窟などさまざまなエリアで暴れる。

パブリッシャーのtinyBuildは10月4日、『Streets of Rogue 2』を正式発表した。続編が開発されていることはかねてから告知されていたが、あらためて正式に発表されたかたち。プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するという。


『Streets of Rogue』は、見下ろし型のアクションゲームだ。舞台となるのは、荒れ果てた地下社会。プレイヤーは、特徴の異なる職業から1つを選び、ストリートに身を投じる。ステージ区切りでクリアしていく形式だ。ステージごとにミッションが用意されており、たとえば指定人物の殺害や解放、特定のアイテム入手など。ミッションをクリアしたのち、ゴール地点に行くとステージクリア。次なるステージへと進んでいくわけだ。マップは自動生成で、パーマデスが採用されており、ミッション生成はランダム。遊ぶたびに異なる体験が待ち受ける。攻略の自由度も特徴的で、ハッカーとして電子機器をバグらせ施設攻略をすることや、ゴリラとして正面突破することなど、幅広い攻略が可能。

続編となる『Streets of Rogue 2』では、オープンワールドゲームに進化。前作は路地のステージをひとつひとつ攻略していく形式だったが、今作では広大な世界を舞台に、都市や森、島に洞窟などさまざまなエリアで暴れることができるようだ。ゲームプレイの幅も広がっているようで、土地で善行を積んで名声と栄光を得たり、小規模ながらも忠実な悪党集団を結成して政府の乗っ取りを企てたり、農業を極めて大金持ちになったりすることができるとのこと。


攻略においては、戦闘やスニーキング、ハッキングといったおなじみの要素に加えて、建築や農業、ドライブといったさまざまな行動が可能なようだ。クラスについても、科学者、ハッカー、吸血鬼、泥棒、レスラー、ゴリラなど多彩。拠点要素も充実しているほか、乗り物についてもカスタマイズ性は高いようだ。難易度選択のほか、ローカル・オンラインの協力モードにも対応するとのこと。


開発については前作に引き続き、Matt Dabrowski氏が担当する。全体的に、高い評価を集めた『Streets of Rogue』の魅力を拡張させる作りとなるようだ。音楽スタッフのみ、契約の問題で前作から刷新されるとのこと。なお余談であるが、Matt Dabrowski氏は『Weird West』の開発も初期に相談役として参加していたそうだ。

『Streets of Rogue 2』はPC(Steam)で発売予定。細やかなアップデートが続けられている前作『Streets of Rogue』Steam版は、10月12日まで75%オフの512円で購入可能だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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