一人娘育成ゲーム『火山の娘』Steamにて体験版配信開始、日本語対応。ヨチヨチ歩きから成人後まで、父親として娘にガッツリ寄り添う

Gamera Gamesは10月3日、Egg Hatcherが手がける娘育成ゲーム『火山の娘』の体験版を、PC(Steam)向けに配信開始した。『火山の娘』は、父親として一人娘を育てる、マルチエンドかつRPG要素のある育成ゲームだ。

パブリッシャーのGamera Gamesは10月3日、Egg Hatcherが手がける娘育成ゲーム『火山の娘』の体験版を、PC(Steam)向けに配信開始した。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『火山の娘』は、父親として一人娘を育てる、マルチエンディング対応かつRPG要素のある育成ゲームだ。舞台となるのは、錬金術が盛んで、騎士精神および剣と魔法を尊び、火山の女神を信仰する国。老若男女・人種さまざまな人々が楽しく暮らしており、ここでプレイヤーは、亡き妻とのあいだにもうけた娘の成長に寄り添うことになる。

本作にてプレイヤーは、日常生活から勉強まで、娘がおこなうあらゆることを手配。たとえば、数十種類あるカリキュラムを組み合わせて、彼女に音楽や絵画、あるいは武術や格闘技を学ばせたりすることができる。ほかにも、人と接する際の礼儀を教えたり、アルバイトをさせてみたり。しつけを怠ると、娘は道を誤るかもしれないという。


本作の世界では、火山祭と呼ばれる盛大な祝祭が開催される。ここではあるコンテストが開催され、娘も出場することに。それまでに学んだことを活かすことで活躍できるそうだ。また、娘を連れて出かければ、ボートを漕いだり食事をしたり、遊んだりすることができるほか、さまざまな町の住民に出会うこともある。住民はそれぞれ自らの人生や物語をもっており、そうした交流も娘の成長にかかわってくるようだ。

娘が一定の段階まで成長したら、3人の領主のなかから1人を選んで忠誠を誓う。そして領主の任務を果たせば、花と名誉を得られるという。本作では、父親であるプレイヤーのあらゆる決定が、娘の成長に影響を与える。何かに傑出した人物になるのか、あるいは平凡であったり邪悪であったり、娘がどのような成長を遂げるのかはプレイヤー次第だ。


今回配信された体験版では、ゲーム序盤の流れを体験できる内容となっており、ボリュームとしては30~45分前後になるとのこと。開発元は、本作のを理解するためにも、一度に最後までプレイしてほしいと案内している。ただ、現時点ではプレイ体験を損なう重大な不具合があるため、セーブ機能は実装していないとのこと。不具合については、早急に対応するとしている。

『火山の娘』の体験版は、PC(Steam)向けに配信中だ。製品版の配信時期は未定である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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