Steam超人対戦スポーツ『Super Buckyball Tournament』11月15日に配信へ。『ロケットリーグ』風サッカーバトル

 

デベロッパーのPathea Gamesは9月30日、チーム対戦スポーツゲーム『Super Buckyball Tournament』を11月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Super Buckyball Tournament』は、サイバーパンクの世界観をもつアリーナにてチーム対戦をおこなうスポーツゲームだ。メインのゲームモードには、3対3で対戦するサッカーゲームのようなスポーツが用意される。6分間の試合にて、キャラクターを操作してパスを繋ぎ、相手ゴールにシュートを決める。ボールがかなり巨大で、いわば“人間版『ロケットリーグ』”といった雰囲気である。実際過去には、開発元が『ロケットリーグ』から影響を受けたと公言していた。ほかにも、『ARMS』や『スーパーマリオカート』の影響もあるという。

ローンチ時点では、計19体のキャラクターから選択してプレイ可能。攻撃に長けたフォワードや、キーパー向きのディフェンダー、バランス型に分類されている。そして各キャラクターは、それぞれ独自のアビリティを備えていることが本作の特徴だ。特殊な弾道を描く強力なシュートを放ったり、シールドのようなものを展開して相手のシュートを阻んだりなど、ド派手なアクションを繰り広げながらの試合となる。ほかにも、フィールド内ではさまざまな効果をもつスキルアイテムがランダムでドロップする。


チームプレイに関しては、スムーズなパス交換が簡単にできるアシスト機能がアピールされている。パスをすると、ボールの落下地点やそこまでの軌道が、チームメイトに対しあらかじめ可視化されるシステムとなる模様。ゴールを決めるには、強力なアビリティだけでなく、味方との連携も重要になるのだろう。

本作にはこの3対3のサッカーゲームのほかにも、バスケットボールやドッジボールなどをモチーフにしたスポーツを楽しめる、よりカジュアルなアーケードモードや、監督としてチームを管理しチャンピオンへと導くシングルプレイモードも収録予定とのこと。また、キャラクターカスタマイズ要素も用意される。

ちなみに本作の世界観は、遺伝子操作や身体改造が一般的な近未来という設定。人間がより強力かつ個性的になり、「Super Buckyball Tournament」は、そうした強化人間のためのスポーツとして開催されているという。世界中のチームが参戦し、さまざまな社会的背景をもつ人々がフィールド上で競い合う。


本作の開発元Pathea Gamesは、『My Time At Portia(きみのまち ポルティア)』や『My Time at Sandrock』といった作品を手がけたことで知られる。同スタジオは、それらの作品とはまた異なるジャンルに挑戦すべく、別チームを設けて本作の開発を開始。すでに5年以上開発を続けており、この間には複数回のプレイテストが実施されてきた。そして今回、ついにリリースを迎えることとなる。

『Super Buckyball Tournament』は、PC(Steam)向けに11月15日配信予定だ。また10月3日から10日にかけては、Steamの体験版イベントSteam Nextフェスに参加。本作のベータ版が無料でプレイ可能になるとのことである。