マルチプレイ・ミリタリーFPS『World War 3』基本プレイ無料化&オープンベータ開始。大幅改善して再起を図る

デベロッパーのThe Farm 51は9月30日、マルチプレイ・ミリタリーFPS『World War 3』のオープンベータテストを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、基本プレイ無料にて配信されている。

デベロッパーのThe Farm 51は9月30日、マルチプレイ・ミリタリーFPS『World War 3』のオープンベータテストを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、基本プレイ無料にて配信されている。

『World War 3』は、現代の世界的紛争を描くオンラインマルチプレイ・ミリタリーFPSだ。ベルリン・モスクワ・ワルシャワ・スモレンスク・ポリャールヌイといった実在都市をモチーフにしたマップが用意され、戦術軍事作戦およびチームデスマッチという2つのゲームモードをプレイ可能だ。

本作はチーム協力型のゲームプレイを採用。戦術軍事作戦では、ポイントの確保を目指し20対20での攻防を繰り広げる。一方のチームデスマッチでは、10対10で両陣営がキル数を競う。豊富に用意された武器・装備にてロードアウトをカスタマイズし、戦車や車両、ドローン、各種ガジェットなどを活用しながら、チームの勝利に貢献する。

(スモレンスクマップの新旧比較画像)


本作は2018年10月に早期アクセス配信が開始され、当初は大いに賑わったものの、技術的な問題などによりプレイヤー数が減少。その後開発元The Farm 51は、本作の配信を一旦停止し、バランス調整やバグ修正、コンテンツの追加などをおこなってきた。そしてクローズドのテストをいくつか経て、今回のオープンベータテストへと至った格好だ。これに合わせて、基本プレイ無料化も実施された。

ゲームの改善の一例としては、戦術軍事作戦モードでのスモレンスクマップが挙げられている。以前は戦時下の街という設定だったが、軍事拠点へとテーマを変更し完全に作り直したとのこと。建物の追加や地形の調整、ライティングや植生の改善などをおこない、新たな戦闘エリアやカバーポイントが生まれているそうだ。

基本プレイ無料化に伴い、ゲーム内ショップが追加された。ショップでは、オペレーターのカスタマイズアイテムのほか、アンロック前の武器や車両、オペレーターなどにアクセスできるブループリントなどを購入可能。購入に必要なゲーム内通貨は、有償のUNCと、ゲームプレイを通じて獲得できるSPの2種類がある。なお、Pay-to-Winに繋がるアイテムは販売しないと強調されている。


今回のオープンベータテスト開始をもって、本作はYEAR1がスタート。今後、バトルパスと連動するシーズンコンテンツを提供していくとのこと。最初のシーズンコンテンツの詳細は近日中に発表される。

『World War 3』は、PC(Steam)向けに基本プレイ無料にて配信中。本作の公式サイトでも配信されている。また10月6日までは、獲得XPが2倍になるローンチボーナスが実施。なお、本作は現時点では日本語に一部対応しておらず、今後のアップデートにて実装していくとのことだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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