Steamローグライト・ロボアクション『湮滅ライン』発表。自由なビルドで踊るように敵を斬る

パブリッシャーのXDは本日9月30日、2Dロボットアクション・ローグライトゲーム『湮滅ライン』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

パブリッシャーのXDは本日9月30日、2Dロボットアクション・ローグライトゲーム『湮滅ライン』(英語タイトル:『Oblivion Override』)を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『湮滅ライン』は、ロボットたちの世界を舞台にしたアクションゲームだ。タイトルの「湮滅」は「いんめつ」と読む。舞台は遠い未来。すでに人類の存在は過去のものとなり、廃墟の中では創造主の束縛を受けたロボットたちが文明を築いていた時代だ。戦闘ロボットのCrimsonは、基地Dulce Baseの深部を探索していた。荒れ果てた基地を繰り返し探索して、謎に包まれた「Oblivion Code」の秘密を解き明かすのがゲームの目的だ。


本作のゲームプレイは、メトロイドヴァニアな横スクロールアクションと、ローグライトの2つの要素を兼ね合わせているとされる。またトレイラーを見るに、高速かつスタイリッシュなコンボアクションは特徴となりそうだ。剣や斧といった武器は、それぞれが異なる特徴や戦闘スタイルをもっている。中には巨大なロリポップのような、変わり種の武器もあるようだ。通常、巨大なぐるぐる巻きの飴は戦闘に似つかわしくないだろう。しかしトレイラーでは、このロリポップを振り回して敵を翻弄する様子も確認できる。ポストアポカリプス風のくすんだ色合いのグラフィックとのギャップもあり、見た目にはなかなかシュールだ。

ほか、空中ダッシュ、二段ジャンプ、ウォールランといった多彩なアクションも用意されている。使いこなせば、トレイラーのような画面中を駆け回るプレイングもできそうだ。またプレイ中は、主人公の能力をその場で変更・アップグレードすることができるようだ。これら武器・アクション・スキルの組み合わせ次第では、複数の敵をまとめて斬り刻むようなコンボ攻撃も可能。軽快なアクションと、自由度の高いビルド構築が楽しめるゲームとなりそうだ。


Dulce Vase攻略の合間には、主人公に協力的な仲間たちと会話することができる。風変りな医者や、陽気な修理人、野性味あふれるカウボーイなど、多彩な顔ぶれが登場するようだ。彼らからは、何世紀にもわたる動乱の中で失われた秘密にまつわる話が聞けるという。彼らの話が「Oblivion Code」の謎を解く手がかりになるのだろうか。公開されている映像では、背中に大きなロボットアームを生やしたNPCの姿も確認できる。個性的なキャラクターデザインも本作の特徴となりそうだ。


『湮滅ライン』はPC(Steam)向けに発売予定。

Aya Furukawa
Aya Furukawa

主にニュースを担当。ビジュアルや世界観にこだわりのあるゲームが好きです。

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