PC自作シム『PC Building Simulator 2』10月13日に配信へ。実在メーカーのパーツを使って自作PCを組み上げる
デベロッパーのSpiral Houseは9月28日、PC自作シミュレーター『PC Building Simulator 2』を10月12日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)で、日本では時差の関係で10月13日配信となる。価格は24.99ドルとのことなので、3000円程度になりそうだ。
『PC Building Simulator 2』は、高い評価を受けたPC自作シミュレーター『PC Building Simulator』の続編だ。AMDやIntel、NVIDIAをはじめとした実在メーカー40社以上とライセンス契約を結び、1200種類以上のコンポーネントを収録。高性能熱伝導グリスで知られるThermal Grizzlyとの提携もアピールされており、実在パーツを使ったリアルな自作体験は本シリーズの最大の特徴である。
前作からは、ビジュアルやハードウェア・ソフトウェアシミュレーションが強化されるほか、PCの自作体験に深みをもたらす新機能も多数用意されるとのこと。たとえば、RGBライト関連はさらに充実しているそうだ。
本作のキャリアモードでは、プレイヤーはPCの組み立てや修理をおこなうPCビジネスを営む。30時間以上のボリュームの新たなチャレンジが用意され、顧客からの依頼をこなし収益を得ながら、PCの組み立て方や修理方法を学ぶのだ。レベルアップすると、作業場をアップグレードし、新しい道具や設備をアンロックできる。
フリービルドモードでは、1200種類以上のコンポーネントすべてにアクセスでき、プレイヤーが思い描くカスタムPCを自由に構築できる。ハイスペックなPCを目指すなら、最新の水冷システムを取り付け、CPUとGPUをオーバークロックするなどして性能を高めていく。ファン制御アプリとサーマルカメラで冷却を最適化したり、カスタム水冷ブロックを追加したりといったことも可能だ。
本作には、「3DMark」や「Cinebench」といった定番ベンチマークソフトも収録・シミュレートされている。それらを活用して組み上げた自作PCの性能を確かめ、さらに改善・最適化を進めていくことになるだろう。
また、順番に点滅するRGBライトや、スプレーペイント、ステッカーなどを使って、PCの見た目をカスタマイズすることも可能。ほかにも、作業場の壁や床を変更したり、家具やポスターを追加したりして、自分だけのPC構築空間を作り上げる機能も用意される。
『PC Building Simulator 2』は、PC(Epic Gamesストア)向けに10月13日に国内配信予定だ。ちなみに、本作の販売元はEpic Games Publishingが務めている。そのため、今後ほかのPCプラットフォームで配信される可能性は低いかもしれない。