デベロッパーのEbb Softwareは9月29日、ホラーアドベンチャーゲーム『Scorn』を10月14日に配信すると発表した。これまで10月21日予定とされていたため、1週間前倒しされた格好だ。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store/Epic Gamesストア/GOG.com)/Xbox Series X|Sで、Xbox/PC Game Pass向けにも配信日から提供される。
『Scorn』は、一人称視点のホラーアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、かつては文明が繁栄していたとされるが、今や廃墟と化した地獄のような環境。プレイヤーはこの場所で目を覚ました主人公となり、迷路のように入り組んだステージを探索する。ステージ内には、さまざまなパズル要素が配置。本作の世界は、あるゆるものが生きた存在として表現されており、パズルをこなすことを含め、そうした環境を通じて物語を感じ取っていくことになるという。
またステージでは異形のモンスターがプレイヤーを襲う。武器としては生き物のようにうごめく銃が用意されるが、シューター要素は本作の一部でしかない。弾薬やその他の物資は必ずしも豊富には用意されず、戦うのか逃げるのかを常に判断することが求められる、緊張感あるゲームプレイになるとのことだ。
本作は2014年に開発がスタートし、2度目のKickstarter挑戦により開発資金を獲得。H.R.ギーガーやズジスワフ・ベクシンスキーの作品などから影響を受けたという、独特のグロテスクさが高度に表現されたビジュアルが大きな注目を集めた。これまでには発売延期を重ねファンをやきもきさせたが、発売直前になってリリースが前倒しされることとなった。
『Scorn』は、PC(Steam/Microsoft Store/Epic Gamesストア/GOG.com)/Xbox Series X|S向けに10月14日配信予定だ。Xbox/PC Game Pass向けにも配信日から提供される。また、ゲーム内は日本語表示に対応する。