シューティング×ブロック崩し『CyberBlocker Complete Edition』発表。『プチコン4』で開発、球と弾で立ち向かえ
デベロッパーのKT.SOFTWAREはブロック崩しとシューティングゲームを融合させた『CyberBlocker Complete Edition』を10月14日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。通常価格は990円。発売を記念して、配信開始から1週間は10%オフの891円で提供するとしている。
『CyberBlocker Complete Edition』はブロック崩しにシューティングの要素を融合させたアクションゲーム。アーケードゲーム風の画面構成となっており、レトロなブロック崩しをベースにしているが、パドルが自機として移動可能であり、攻撃手段としてショットやレーザーといったシューティング要素が追加された作品となっている。ブロックを壊すと時折「パワー」が現れ、それを取得することでパワーアップできる。パワーアップには、セーフティーネットとなる「SHIELD」やボールが分裂する「DISRUPTION UP」など6種類。難易度によってパワーアップの効果に差がある。
本作には全27ステージ+チャレンジモードが用意され、5ステージごとに多彩なボスバトルが展開される。プレイヤーが選択した自機に応じて難易度を調整できるため、初心者から上級者まで幅広い層のプレイヤーが楽しめる。また、やり込み要素として、1ステージ30秒の全8ステージでスコアアップを目指すスコアアタック用チャレンジモードも搭載されているとのこと。トレイラーを見ると、スコアは、倒した敵の数、破壊したブロックの数、ボールが跳ね返った回数などに応じて決定されるようだ。
本作は個人ゲーム開発者kt.氏が『CyberBlocker』として配信していたゲームがもととなっている。同作にステージや自機、チャレンジモードを追加したうえでSteam向けに配信されるのが本作。またグラフィックも強化されているとのこと。
元となった『CyberBlocker』はNintendo Switch向けソフト『プチコン4』で開発された作品。製作者であるkt.氏の運営するブログを見ると技術面に関する進捗報告が掲載されている。『CyberBlocker』は制作期間1カ月で予定されていたところ、さまざまな要素が追加されて合計約3カ月間の開発を経て完成となったそうだ。
Steamストアページにはデモ版も用意されている。体験版では最初の5ステージとボス戦を遊ぶことができた。自機のショットを使ってブロックを崩せる一方で、ボールも敵機にダメージを与える。ショットとボール、二つの武器を同時に扱うゲームプレイは本作の持ち味だろう。画面のにぎやかさや、特徴的な操作性が楽しめた。気になる人はシューティングとブロック崩しが融合した本作のゲームプレイを体験してみてはいかがだろうか。
『CyberBlocker Complete Edition』をPC(Steam)向けに10月14日に配信開始予定。通常価格は990円。