『スプラトゥーン3』すりみ連合フェスステージへの“相乗り”方法が発見される。アイドルとお近づきになる禁断の技
『スプラトゥーン3』では、9月24日9時からフェスの本祭が開催されている。通常時は昼だったバンカラ街が夜になってライトアップされ、賑やかな楽曲が流れ続けている。そんな祭り模様の中、バンカラ街を周遊するステージ上に登るプレイヤーが出現したようだ。
このたびおこなわれているフェスとは、『スプラトゥーン』シリーズ恒例のイベントだ。一定期間、プレイヤーたちが各陣営に分かれてバトルを繰り広げることになる。発売前におこなわれた前夜祭を除けば『スプラトゥーン3』初となる今回のフェスでは、“無人島に持っていくなら?道具vs食料vsヒマつぶし”というお題が出された。プレイヤーたちはどれが必須なのかを決めるため、道具、食料、ヒマつぶしのいずれかに投票し、3陣営に分かれて熱い戦いを繰り広げている。
その戦いへの士気を高めるかのように、バンカラ街はお祭りモードに。街中の至るところがきらびやかなネオンの光で飾られている。さらに、普段はスタジオ内でラジオを届けているアイドルグループ・すりみ連合が、自身の楽曲「蛮殻ミックスモダン」をバックに街中を回るステージの上で踊り、フェスを盛り上げているのだ。すりみ連合はフウカ、ウツホ、マンタローの3人グループ。フェスでは3人にそれぞれの移動ステージが用意されている。
そんな中、すりみ連合が乗っているステージに“相乗り”したプレイヤーが現れた。本来なら到達できないはずの場所だ。しかし、Athやまわさび氏はSNS上にその模様を投稿。バンカラ街の町外れにある電柱の上から、流れてきたフウカのステージに飛び乗っている。
このステージの上に乗る手順について、Athやまわさび氏はYouTubeに解説動画を投稿している。場所は前述した電柱のさらに奥にある高台だ。しかし、高台を登り切った先は柵に囲まれている。
解説動画内で高台を登ったAthやまわさび氏は、ここで撮影モードを起動。撮影モード時に出現するドローンの位置を調整し、さらにカメラのタイマーを10秒にセットして撮影を始める。この状態で、イカになってドローンと柵に向かって垂直に往復移動をすると、柵をすり抜けて上に飛び乗ることができる場合があるようだ。その後、ジャンプをして電柱の上に着地。さらにジャンプしてフウカが踊るステージに飛び移り、見事共演を果たしている。ちなみにステージの接触判定のせいか、自キャラクターが物理的にも浮いてしまっている。
なおこの方法をとれば、フウカだけでなくウツホやマンタローのステージにも相乗り可能だそうだ。勝手に4人目のすりみ連合気分を味わえることだろう。
この現象の肝となるのは、撮影モードのドローンを使った壁抜けテクニックだ。『スプラトゥーン3』のバグの一種に、壁際のクラゲなどを利用して壁を抜けるというものがある。こちらについてもAthやまわさび氏がYouTubeに投稿した動画で紹介している。今回のドローンを使ったステージ相乗り法については、それを応用したものと思われる。このドローン壁抜けは過去にれもん氏が発見してYouTubeに投稿。Athやまわさび氏はそのテクニックを利用して、ステージ上に飛び乗る道筋を発見したようだ。
ちなみにこの方法だが、コツをつかむまでは難しく感じられるだろう。まずは、ドローンを使った柵抜けに苦戦を強いられるのではないだろうか。筆者も何度か試して何とか柵を抜けることはできたものの、なかなか安定せず。さらに柵の上から電柱の上への着地には何度も失敗することとなった。
筆者のように上手くいかないというプレイヤーに向けて、Athやまわさび氏は新たな手法を公開してくれている。こちらは高台の下でおこなう方法となっている。細かなセットアップについては以下の動画で解説されているため、すりみ連合の隣で写真が撮りたい、というプレイヤーは試してほしい。
ただし、今回の相乗りテクニックについてはバグを利用するものであるため、いずれ修正される可能性がある。ほかのプレイヤーに対して迷惑はかからないと思われるものの、ゲームに何らかの不具合を生じさせる可能性もある。そのため、利用については自己責任であることは留意されたい。
『スプラトゥーン3』はNintendo Switch向けに発売中だ。フェスは9月26日9時まで開催されている。