Steam中世RTS『The Valiant』10月20日に配信決定、日本語対応。危険な古代遺物を巡り、英雄部隊を率いて戦う
THQ Nordic Japanは9月22日、中世RTS『The Valiant』を10月20日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。
『The Valiant』は、13世紀のヨーロッパと中東を舞台にする、RPG要素のあるRTSだ。本作では、アーリンの杖と呼ばれる古代の遺物にまつわる物語と戦いが描かれる。アーリンの杖は強大な力をもち、世界に悪と災いをもたらしかねない存在だという。テンプル騎士団のウルリッヒは、そのアーリンの杖の欠片を偶然発見し、残りの欠片の収集を目指す。そして同じくテンプル騎士団の主人公セオドリッヒは、ウルリッヒを阻止するため旅をおこなう。
キャンペーンモードにてプレイヤーはセオドリッヒとなり、アーリンの杖の欠片をウルリッヒよりも先に見つけ出すべく、ヨーロッパから中東を巡る。道中では、ドイツ騎士団の一員であるラインハルトや傭兵隊長のグリムヒルト、射手のコンラッドなど6人の英雄の戦士たちと出会い、仲間となった彼らの部隊を指揮するかたちでミッションに挑戦。ウルリッヒが差し向けた軍勢と戦う。
英雄たちの部隊は5ユニット以上で構成され、部隊ごとに3種類のスキルツリーが存在。レベルアップした際には、さまざま用意されたパッシブ・アクティブスキルから選択し習得可能だ。またゲームを進めるなかでは、それぞれ独自のステータスが設定された武器と鎧を獲得。そうした装備とスキルを組み合わせ、独自のビルドを構築してさらなる戦いに挑むことになる。
本作にはマルチプレイモードも用意され、たとえば3人のプレイヤーが協力して敵の大群に立ち向かう「Last Man Standing」と呼ばれるモードをプレイ可能。同モードで経験値を稼ぎ騎士たちのレベルを上げることで、新しいスキルとコスメティックアイテムがアンロックされていく。また、1対1あるいは2対2での対戦を楽めるPvPモードも収録される。こちらでも、ランキングを上げることで、コスメティックアイテムや特別な報奨を獲得できるそうだ。
『The Valiant』は、PC(Steam)向けに10月20日配信予定だ。なお、THQ Nordic Japanからの発表では言及されていなかったが、本作はEpic GamesストアやGOG.comでの配信予定となっており、おそらく同日にリリースされるものと思われる。また、本作はPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S版も開発中。これらコンソール版の配信日については未定である。