NVIDIAは9月21日、「GeForce RTX 4090」「GeForce RTX 4080」を発表した。「GeForce RTX 4090」は10月12日より順次発売予定、価格は29万8000円からとなる。「GeForce RTX 4080」は11月発売。価格はメモリ12GBが16万4800円、16GBが21万9800円となる。
「GeForce RTX 4090」「GeForce RTX 4080」は新型GPUだ。アーキテクチャとしては新世代のNVIDIA Ada Lovelaceを搭載。fps比としては「GeForce RTX 4090」「GeForce RTX 4080」はともに『サイバーパンク2077』などでRTX 3090 Tiを凌駕する性能を誇る。Ada Lovelaceによりレイトレーシングもまたさらに美しく。発表に際しては、新たなレイトレーシング導入タイトルも紹介されている。
「GeForce RTX 40」 シリーズの特徴的な機能はDLSS 3だ。DLSSはAIレンダリングを活用し、低負荷で高画質を実現するAIレンダリングテクノロジ。「GeForce RTX 40」 シリーズのDLSS 3では、第 4 世代 Tensor コアとオプティカル フロー アクセラレーターによって、これまでのDLSS以上のパフォーマンスが発揮される。たとえば『サイバーパンク2077』を使ったドライブ中のゲームプレイパフォーマンス比較映像では、レイトレーシングON/DLSSオフの状態では20fps前後で推移していることに対し、レイトレーシングON/DLSS 3オンならば92fpsほどを記録。圧巻である。
なお「GeForce RTX 4090」と「GeForce RTX 4080」の基本仕様表は以下となる。詳細は公式サイトを確認してほしい。
「GeForce RTX 4090」「GeForce RTX 4080」は、それぞれ10月/11月発売予定だ。