『ストリートファイター6』クローズドβテスト10月7日~10日に実施決定。新モードや「デーモン閣下」の自動実況・解説をいち早く堪能できる


カプコンは9月15日、対戦格闘ゲーム『ストリートファイター6』のクローズドβテストを、10月7日〜10日に実施すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、クロスプレイがサポートされる。

『ストリートファイター6』は、対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズの最新作で、2023年発売予定。今回実施されるクローズドβテストでは、本作に収録されるゲームモードのひとつ「BATTLE HUB(バトルハブ)」を体験できる。BATTLE HUBは、最大100人のプレイヤーが同時に入ることができる、世界中から集まったプレイヤーとの交流の場である。「対戦台」や「エクストリームバトル台」にてほかのプレイヤーとのバトルを楽しんだり、カプコンのアーケードゲームを楽しめる「ゲームセンター」、アバターをカスタマイズする「ハブグッズショップ」、トーナメントを開催したり参加できる「イベントカウンター」などを利用できる。

クローズドβテストにおいては、ルーク・ジェイミー・リュウ・春麗・ガイル・キンバリー・ジュリ・ケンの8体が使用可能。ランクマッチやカジュアルマッチ、トレーニングモード、オープントーナメントなどを楽しめる。先述したエクストリームバトルもプレイ可能だ。エクストリームバトルは、特殊なルールとギミックを設定して対戦するモード。ルールには、たとえば「先に5回ノックダウンさせたほうが勝ち」というものがあり、一方のギミックには「闘牛がステージに乱入してくる」などがある。βテストでは、日替わりでその内容が変化するようだ。

また、BATTLE HUB内では自らのアバターを操作することとなり、その外見をエディットすることができる。設置されたアーケード筐体に座って、カプコンの懐かしの名作を楽しめるゲームセンターも、今回試すことができるそうだ。詳細は公式サイトを確認してほしい。

今回の発表に合わせて、本作の別のゲームモード「World Tour」の情報も公開された。World Tourでは、先述した自身のアバターを作成・カスタマイズしてプレイする。プレイヤーは、バックラーセキュリティサービスの担当教官ルークに出会い、トレーニングコースに参加。その後メトロシティを自由に駆け巡り、ストリートファイトをおこないながら物語を進めていく。

メトロシティでは、シリーズのレジェンドキャラクターたちと出会い、弟子入りすることで彼らのバトルスタイルを学ぶことができる。そして師匠との絆が深まると、リュウの昇龍拳や春麗のスピニングバードキックといった、彼らの「マスターアクション」を習得可能。習得するとバトルが有利になることはもちろん、オブジェクトを破壊したり、移動や探索に利用したりできるとのこと。なお、マスターアクションはドライブゲージを消費して発動することとなる。

また、ケン・ブランカ・ダルシム・エドモンド本田の参戦も発表。それぞれ従来の特徴を受け継ぎつつ、新技も追加されているとのことだ。

本作における新機能として、自動実況・解説機能が挙げられる。eスポーツシーンなどで活躍するコメンテーターが、プレイヤーのバトルを実況・解説してくれる機能だ。今回、新たに2名のコメンテーターの追加が決定。ひとりは、 元朝日放送アナウンサーで、現在eスポーツキャスターとして活躍している平岩康祐氏。そしてもうひとりは、なんとデーモン閣下が参戦。熱心な大相撲ファンとしても知られる閣下の御声を堪能できるという。デーモン閣下の解説は、今回のクローズドβテストでも利用可能とのこと。

『ストリートファイター6』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox Series X|S向けに2023年発売予定。そしてクローズドβテストは、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに10月7日〜10日に実施予定だ。参加希望の方は、公式サイトから応募しよう。