ホラー探索ADV『The Lightkeeper』発表。灯台守として呪われた孤島を探索、現実と妄想のはざまで底知れぬ謎に迫る
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個人開発者のCarlos Pérez氏は8月30日、一人称探検シム『The Lightkeeper』を発表した。発売は2023年8月1日を予定している。対応プラットフォームはPC(Steam)。ホラーゲームのススメが伝えている。
『The Lightkeeper』は一人称探検シミュレーションだ。舞台となるのは1965年、スコットランド北部にある呪われた孤島Sinnigan Islands。プレイヤーは、現実から逃避するため島の灯台守の仕事を引き受けたイギリス人青年となり、灯台守としての仕事をこなしながら誰もいない島を探索していく。探索を通じて、姿を消した前任の灯台守Harryに起きた出来事や、謎に包まれた島で過去に起こった出来事を解明していく。最終的には“人類の底知れぬ謎”へと迫っていくようだ。
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本作では、各所で謎解きをしたり、放置されたメモや新聞を発見したりすることで物語を進めていくとのこと。トレイラーにおいても、見つけたメモを裏返すとヒントのようなものが現れる様子が確認できる。また、映像には双眼鏡やカトラリーなども映っており、これらも謎を解明する一助となるのかもしれない。
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また、プレイヤーは島の隅々まで自由に探索できるとのこと。トレイラーには、うす暗い坑道や錆びついた廃船、一見栄えていそうな住宅群など多くのロケーションが登場しており、いずれも写実的なグラフィックで描かれている。それらの景色に潜む伝説や謎の数々に触れるうちに、主人公は自分の見ているものが現実なのか空想なのか疑心暗鬼に陥っていくという。
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本作を手がけるのは個人開発者のCarlos Pérez氏。同氏は過去にitch.ioにて、ロボットと激闘を繰り広げるTPS『Robots: The Awakening』をリリースしている。ジャンルは大きく変わったものの、グラフィックなどの開発ノウハウは本作にも活かされているようだ。不気味な島を舞台に、底知れぬ謎に立ち向かう『The Lightkeeper』の続報を楽しみにしたい。
『The Lightkeeper』はPC(Steam)向けに2023年8月1日発売予定。