基本プレイ無料ファンタジーバトロワ『Realm Royale』が、『Realm Royale Reforged』として再ローンチ。改善盛り込み復活を狙う

 

Hi-Rez Studiosは8月23日、バトルロイヤルゲーム『Realm Royale Reforged』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchおよび海外PS4/Xbox Oneで、基本プレイ無料。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『Realm Royale Reforged』は、2019年にリリースされたバトルロイヤルゲーム『Realm Royale』を置き換えるかたちで再ローンチされた作品だ。『Realm Royale』は、2020年2月のアップデートを最後に開発が終了したかに思われていたが、Hi-Rez Studiosはこの数か月、初期仕様への復活やゲームの改善などに取り組んでいたという。

本作は、ファンタジー世界にて最大60人で戦うバトルロイヤルゲーム。現時点ではソロとトリオモードが用意され、プレイヤーはウォリアー・ハンター・メイジ・アサシンの4つのクラスからキャラクターを選択して参加する。各クラスは移動アビリティが異なり、ウォリアーは高く遠くへと飛ぶことができ、ハンターはグラップリングフックを利用可能。メイジは空中を飛行でき、アサシンは前方に短距離テレポートできる。

試合では、プレイエリアが徐々に縮小していくなか、宝箱から武器やアビリティ、アーマーを入手しながら戦い、最後まで生き残ることを目指す。マップ内に点在するフォージ(鍛冶場)で武器やアビリティなどをクラフトしたり、倒されるとニワトリのキャラクターに変身し、一定時間逃げ切ると元の姿で復活できたりといったシステムが特徴だ。


今回の再ローンチに合わせて、いくつか仕様が変更されている。まずルーンシステムが撤廃され、アップグレード可能な4種類のアーマーに変更。武器・アビリティは、クラス固有とするよう仕様が戻された。メイジには、新たな初期武器として炎の杖と氷の杖が与えられている。またクラス共通の武器として、オートスナイパーライフルも追加。武器は今後さらに追加予定とのこと。さらにアビリティについても、クラス共通の高速移動ポーションや、ウォリアー・メイジ・アサシン向けのものが追加された。

このほか、試合が開始するとすぐにサークルゾーンが指定されるようになった。最初からマップの狭い範囲で遊ぶよう促すことで、バトルの緊張感をより早く味わうことができるとのこと。また、多くのアビリティについて調整や効果の追加が実施。詳しくはパッチノートを確認してほしい。

『Realm Royale Reforged』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに基本プレイ無料にて配信中だ。なおPS4/Xbox One向けには、現時点ではゲーム内アイテムのバンドルパックのみが国内配信されている模様である。