パブリッシャーのWired Productionsは8月25日、インディー開発者のTomas Sala氏が手がける都市建設シミュレーションゲーム『Bulwark: Falconeer Chronicles』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。
『Bulwark: Falconeer Chronicles』は、Tomas Sala氏の前作であるオープンワールド・シューティングゲーム『The Falconeer(ファルコニア)』の世界観をもとにした都市建設シミュレーションゲームだ。前作は、大きなファルコンにまたがり広大な海洋世界を探索し、空中戦を繰り広げる作品。本作では、その舞台となったアーシー王国に、街をいちから建設していくことになる。
前作でのアーシー王国は、海から突き出た岩山のような島に街が存在する、幻想的な光景が印象的だった。本作においても、そうした険しい岩山に建物を建設していく。多種多様な環境・構成の岩山が登場するようだ。
建築システムの詳細はまだ明かされていないが、トレイラーでは指定した場所に建物が次々に生成されていく様子がみられる。建築した建物同士を繋ぐように指定し、その間に通路となる構造物が出来るシーンも。ある程度自動化された、直感的なシステムとなっているのかもしれない。また、資源管理要素があるとのことなので、何らかの方法で資源を獲得し、それを消費して建築していくのだろう。
本作にてプレイヤーが建築するのは、ただの街ではなく防塁(Bulwark)とのこと。すなわち敵の攻撃に備える要塞を築くことになる。本作にはストーリー要素があり、戦闘が発生することもあるようだ。トレイラーでは、飛空挺や翼竜が襲来する場面や、バリアのようにも見える青い光で街が囲まれている様子などが確認できる。
ゲームを進めるなかでは、司令官やスペシャリストと出会い採用することができ、それによって新たな建設オプションや部隊、ストーリーがアンロックされていくという。より強固な建物や防衛施設を建築し、また敵を迎撃する飛空挺や戦艦などの部隊を配置しながら、自分なりの要塞都市を作り上げていくことができる作品となりそうだ。
『Bulwark: Falconeer Chronicles』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。