水没世界・村運営サバイバル『Floodland』Steamにて11月15日配信へ、日本語対応。海面が上昇した世界で平和目指すか独裁するか

PLAIONは8月25日、『Floodland』を発表した。『Floodland』は、気候変動により文明が崩壊した世界を舞台にするサバイバルゲームだ。

PLAIONは8月25日、Vile Monarchが手がけるサバイバルゲーム『Floodland』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、11月15日配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『Floodland』は、気候変動により文明が崩壊した世界を舞台にするサバイバルゲームだ。本作の世界では海面は上昇し、沿岸部を浸食。残った島や沼に、孤立した生存者の集団が存在する。本作にてプレイヤーは、絶望に包まれた生存者たちと行動しコロニーを建設。また乏しい資源を集めるため、島から島へと渡り、世界を探索することになる。

本作のマップやイベント、世界の構成は、プレイするたびにランダムに生成される。コロニーにおいては、人々のための食料や水、あるいは健康やシェルターなど、多岐にわたる要素を管理しなければならない。また、分岐した技術ツリーに沿って研究するテクノロジーや、建物のアップグレード、訓練の専門家といった要素もあり、人々のニーズを満たすための判断が求められる。一方で、タスク完了のための資源やスペース、労働者の数は限られており、困難な仕事になるという。


プレイヤーは、コロニーの法律を制定することも可能。法律ツリーが用意され、法の進化を定義し、どのルートを辿るかを選んでいく。誰もが平等な理想郷を思い描くも、慈悲に満ちた独裁国家を目指すもプレイヤー次第だ。もちろん、いがみ合う社会よりも、皆が共通の目標をもつ社会の方が生産性は高くなる。ただ、コロニー内のすべてのグループが、プレイヤーのビジョンに賛同するとは限らない。ひとつひとつの選択には常に結果が伴い、自分の選択が入植地の未来に重大な影響を与えることもあるとのこと。

本作の開発元Vile Monarchは、戦時下を生きる市民を描いたサバイバルゲーム『This War of Mine』などの開発に携わったKacper Kwiatkowski氏とGrzegorz Mazur氏が、2015年に設立したスタジオだ。また、ポーランドのスタジオFlying Wild Hogにて掛け持ちで参加しているアートディレクターのKonrad Czernik氏や、『Frostpunk』の楽曲を手がけたPiotr Musiał氏なども所属。本作においては、気候変動後の水没した世界を舞台にすることで、現代世界の問題に挑むとしている。


『Floodland』は、PC(Steam)向けに11月15日配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。また、本作は9月15日から18日にかけて開催される東京ゲームショウ2022に、試遊出展されるそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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