サンソフトが『ギミック!』『へべれけ』の移植を発表。最大16人オンライン協力プレイに対応する『いっき団結』はCBTを実施へ
サンソフト(サン電子株式会社)は8月19日、同社の2022年および2023年に発売予定のゲームタイトルを公開。先日披露された『いっき団結』に加え、『ギミック!』『へべれけ』を発表した。
今回の発表は、サンソフト公式YouTubeチャンネルでの放送を通じておこなわれた。まず披露されたのはローグライクアクションゲーム『いっき団結』だ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信日は未定。
本作は、1985年にアーケードで稼働しファミコンなどにも移植され、当時「クソゲー」とも評されたアクションシューティングゲーム『いっき』シリーズの新作だ。貧困に陥った農民が蜂起する一揆をテーマにしており、本作では最大16人でのオンライン協力プレイに対応。弾幕を避け協力して敵を倒し、アイテムを集めて代官屋敷を目指すのだ。
なお本作では、人数限定のクローズドベータテストが間もなく実施予定とのこと。Steamのストアページにて参加者の募集がおこなわれているため、興味のある方は応募してみてはいかがだろうか。
次に、横スクロールアクションゲーム『ギミック! SPECIAL EDITION』が発表。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox Oneで、2022年冬に配信予定。
『ギミック!』は、1992年にファミコン向けに発売された作品であり、本作はその移植版となる。プレイヤーは、ぬいぐるみのような生物“ゆめたろー”を操作し、ジャンプアクションと星の発射を駆使。ステージに用意されたさまざまな仕掛けを突破していく。タイムアタックモードの追加や、実績機能への対応がおこなわれるとのこと。
本作は、9月15日から開催される東京ゲームショウに出展予定。シティコネクションのブースにて試遊可能とのことだ。
最後に披露されたのは、アクションゲーム『へべれけ』だ。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox Oneで、2023年に配信予定。
本作もまた、1991年発売のファミコン向けタイトルの移植となる。戦争による世界の崩壊を受け、主人公の“へべ”は時空の裂け目に落ちてしまい、元の世界へと帰る冒険をおこなう。今でいうメトロイドヴァニアの要素がある作品で、プレイヤーはさまざまなアイテムを入手しながら、元の世界へ戻るべく異世界を探索する。
このほか、『ギミック!』と『へべれけ』のサウンドトラックが、アナログ盤レコードおよびカセットテープにて発売されることも決定。『ギミック!』のサントラは今年11月に、『へべれけ』は2023年発売予定だ。『へべれけ』については、同じくサンソフトがかつて手がけた『ラフワールド』のサントラとセットになるとのこと。
サンソフトによると、発表段階にはないタイトルがまだいくつか存在するという。今後も定期的に情報を発信していくそうだ。