Devolver Digitalは8月18日、Massive Monsterが手がけた教団運営&アクションゲーム『Cult of the Lamb』について、プレイヤー数が100万人に達したと発表した。本作は、PS PlusのゲームカタログやXbox Game Passなどには提供されていないため、事実上売り上げが100万本に達したと受け取れそうだ。
『Cult of the Lamb』は、カルト教団の運営とローグライトアクションを組み合わせた作品だ。主人公の子羊は、旧き信仰の司教たちによって処刑されてしまうも、“待ち受けし者”と呼ばれる存在の力によって蘇る。そして、待ち受けし者の名の下に教団を設立し、信者を集めることとなる。
本作のローグライトアクションパートでは、プレイヤーは足を踏み入れる度に姿を変える旧き信仰の土地を探索。いくつもの小さな部屋で構成されたダンジョンにて、武器や強化アイテムのタロットカードなどを入手しながら敵と戦い、最後に待ち受けるボスを目指す。一方の教団運営パートでは、信者の忠誠心によってアクションパートにおける強化をおこなう。信者に住居や食べ物を用意したり、敷地の清掃をしたりし、またさまざまな施設を建設して進行度を高めていく。そして、教会堂での説教や、教条の布告、闇の儀式などをおこないながら、忠誠を誓う信者を育てていくのだ。
本作は、今年8月12日にPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けにリリース。Steamのユーザーレビューでは、現時点で90%が好評とする「非常に好評」というステータスとなっており高評価を得ている。また配信開始初日には、Steam版の同時接続プレイヤー数のピークが約6万2000人に達した。これは当時のSteam全体でトップ20に入る数字である(関連記事)。こうした人気の高さが話題を呼び、ローンチから1週間での売り上げ100万本達成に結びついたのだろう。
一方で、プレイヤーからはバグ多さやゲームバランスなどについての不満の声も聞かれる。今回の発表のなかでは、開発元は今後もバグ修正やゲームの調整、また無料大型アップデートでのコンテンツ追加をおこなっていく方針であることにも言及された。「本作はまだ始まったばかりであり、このカルト教団が成長する余地はまだまだある」とのことである。
『Cult of the Lamb』は、PC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中だ。