牧場管理ゲーム『箱庭牧場 ひつじ村』発表、Nintendo Switchで11月リリースへ。13年の時を経てリバイバル
サクセスは8月18日、『箱庭牧場 ひつじ村』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、11月10日発売予定。パッケージ版とダウンロード版両方が用意され、価格はともに税込4180円となる。
「ひつじ村」シリーズは、牧場管理ゲームだ。動物を飼育繁殖させながら、ガーデニングや狩りなどに勤しむ。『牧場物語』シリーズなどとは違い、いろんな場所を出歩くといったロールプレイ要素は薄く、あくまで牧場管理がメイン。作物や動物を商品として扱い、物々交換などで資産を蓄え、物語が進んだり牧場が大きくなったりするのだ。作品ごとにコンセプトは異なれど、基本的に牧場が舞台の中心で、牧場を管理するというのがテーマとなっている。
今回発売される『箱庭牧場 ひつじ村』は、「ひつじ村」シリーズ第三作目で、PSPで発売された『ようこそ ひつじ村 ポータブル』をベースに、新要素を加え移植したHDリマスター版になるという。そもそも『ようこそ ひつじ村 ポータブル』がPS2で発売された『ようこそ ひつじ村』に要素を足した移植であることから、PS2で発売された初代が形を変えて蘇るともいえる。
Nintendo Switch版は、解像度が1280×720に向上。UIおよびイベントシーンもHDに対応する。さらに高解像度化により、本来のドット絵の大きさで牧場を表示できる「牧場等倍表示モード」が追加される。画面の情報量が多くなり、快適に作業できるだろう。画面の表示方法は、Rスティックの操作により切り替えることができるとのこと。
また『ようこそ ひつじ村 ポータブル』ではやや少なめだったアイテム所持枠が3個から7個に拡大し快適に。選択カーソル導入によって、置きたいアイテムを自由に選ぶことも可能となった。またアイテム配置においてターゲットマーカーが導入。フィールドでアイテムを配置するにあたっては、このマーカーを目安にできるようになった。こちらはON/OFF切り替えが可能とのこと。
オリジナル作品がやや古めだったこともあり、『箱庭牧場 ひつじ村』ではシステムまわりにも手が入れられている印象だ。前述したように、『牧場物語』シリーズとはコンセプトが異なり、パズル的な要素も強く独自の魅力をもつ「ひつじ村」シリーズ。以前から新作や移植の要望が強かったということで、このたびサクセスはリバイバルを試みるようだ。およそ13年ぶりのコンソール機向けシリーズ作品となる。
『箱庭牧場 ひつじ村』は、Nintendo Switch向けに11月10日発売予定だ。