列車つなぎパズル『Railbound』9月6日配信へ。レール敷いてギミックを発動、貨車を順番通りにくっつけろ

 

デベロッパーのAfterburnは8月16日、鉄道パズルゲーム『Railbound』を9月6日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびiOS/Androidで、価格はPC版が12.99ドル、モバイル版は4.99ドル。iOS版については、日本では610円で予約受付が開始されている。

『Railbound』は、鉄道のレールを敷設するパズルゲームだ。ステージクリア形式で、100種類以上のパズルが収録される。ステージ内には機関車が1両と、屋根に番号が振られた貨車が複数両存在し、機関車の後ろに貨車を番号順に連結すればクリア。そのためにレールを敷設して、貨車を機関車の元へ向かわせることになる。

ステージはグリッド状になっており、空いたスペースに自由にレールを敷設可能。グリッドをなぞるだけで敷設でき、あらかじめ配置されているレールも利用しながら、貨車から機関車へと繋がるように敷設していく。ただし、ステージごとに敷設できるレール(グリッド数)の上限が決まっているため、その範囲内で効率良くルートを構築しなければならない。そして路線が完成すると、すべての貨車が同時に走り出す。


本作のパズルの肝は、複数の貨車を番号順に機関車に連結する、という部分だろう。つまり、2番の貨車は1番よりも、少なくとも1グリッド分は多くのレールを通るルートを用意しないといけない。そのためには、シンプルにレールを多く敷設したり、分岐を利用して2番貨車を一旦迂回させたりすることになる。貨車が3両、4両と増えてくると、ルート構築はより複雑になっていく。

またステージによっては、分岐の切り替えや信号機などのギミックが存在。これらはレール上に配置されたスイッチを貨車が踏むことで動作する。上手く利用することで、特定の貨車を別のルートへ誘導したり、一旦停止させることができる。このほか、離れた場所へとワープするトンネルなどもあるとのこと。


本作を手がけるAfterburnは、カードを使ってゴルフをする『Golf Peaks』や、弁当作りをテーマにした『inbento』といったパズルゲームの開発元として知られる。いずれの作品も高い評価を得ており、またおしゃれなビジュアルも特徴的。本作では、アニメ風のかわいいビジュアルを採用している。

『Railbound』は、PC(Steam)およびiOS/Android向けに9月6日配信予定だ。Steamのストアページによると、日本語表示にも対応する模様である。