リュック整理ローグライク『Backpack Hero』Steam早期アクセス配信されほんのり人気。バックパック内の管理が鍵を握る

Jaspelは8月16日、『Backpack Hero』の早期アクセス配信を、PC(Steam)にて開始した。デッキ構築型ローグライクゲームだ。なかなか上々のスタートを切っているようだ。

デベロッパーのJaspelは8月16日、デッキ構築型ローグライクゲーム『Backpack Hero』の早期アクセス配信を、PC(Steam)にて開始した。価格は1730円で、8月23日までは10%オフの1557円で購入可能。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『Backpack Hero』は、アイテム管理に焦点を当てたデッキ構築型ローグライクゲームだ。本作にてプレイヤーは、ランダム生成されるダンジョンを探索。そして敵を倒したり宝箱を開けたりなどしてアイテムを入手しては、バックパックに詰め込んでいく。インベントリにあたるバックパック内で、各アイテムをどのように配置していくのかが、本作のゲームプレイの大きな要素となっている。

バックパック内はいくつかのマスで区切られており、そこにアイテムを配置していく。なかには複数のマスが必要な大きなアイテムもあるため、効率よく配置していくことが求められるだろう。一方で、アイテムによっては隣接する別のアイテムに特定の効果を発揮したり、配置した周囲に空のマスが必要なアイテムなども存在。限られたスペースのなか、必ずしも目一杯詰め込めば良いというわけではなく、どのアイテムをどこに配置するのかという戦略が重要なのだ。


現時点では、アイテムは300種類以上が収録。武器や防具、回復アイテム、あるいは自分や敵に特定のステータス変化を与えるものや、先述したシナジー効果をもつアイテムなどがある。また、使用するとなくなる使い切りのアイテムもある。

敵とのバトルはターン制で進行。画面にはアイテムを詰め込んだバックパックが表示されており、武器を選択して敵を攻撃したり、ほかのアイテムの効果を利用したりして戦う。各アイテムにはAPが割り振られており、アクションをおこない保有APをすべて消費したら、敵のターンに移り変わる。

敵を倒すと多数のアイテムを落とすため、必要なものをバックパックに入れていく。すでに一杯であるなら、アイテムの効果を吟味して不要なものと交換しよう。もちろん、ここでも上手く配置することが求められる。また、キャラクターがレベルアップすると、バックパックのマスを拡張可能。拡張するマスはプレイヤーが選択できる。


早期アクセス配信が開始された現時点では、主人公キャラは特性の異なる3種類が収録され、敵は40種類以上。また、イベントやショップなどで出会えるNPCは25種類以上などとなっている。今後さらに開発を進めるなかでは、新たなアイテムやキャラクター、敵、ダンジョンやイベントの種類などが追加予定。また、地上世界で街を建設する要素も追加される。ダンジョンで集めた資源で街をアップグレードし、この世界に暮らす動物たちを救うと、新たなコンテンツがアンロックされていくのだそうだ。

『Backpack Hero』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。現時点で、Steamのユーザーレビューのステータスは「非常に好評」となっており、また同時接続プレイヤー数も、本作のような小規模なインディーゲームとしては上々の様子(SteamDB)。正式リリースは2023年4月に予定されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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