トランポリン乱闘アクション『Vikings On Trampolines』発表。トランポリンで飛び跳ねながら大冒険、『Owlboy』開発元の新作

デベロッパーのD-Pad Studioは8月12日、『Vikings On Trampolines』を発表した。トランポリンを使った横スクロールアクションゲームだ。ソロプレイのほか、最大4人でのローカル協力・対戦プレイにも対応する。

デベロッパーのD-Pad Studioは8月12日、アクションゲーム『Vikings On Trampolines』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソールで、配信時期は未定。

*海外メディアIGNを通じて発表された。

『Vikings On Trampolines』は、トランポリンを使ったアクションゲームだ。ソロプレイのほか、最大4人でのローカル協力・対戦プレイにも対応する。本作の主人公は、ヴァイキングの戦士たち。収録ゲームモードのひとつアドベンチャーモードでは、Balloonieなる悪者とその子分たちを倒し、王様を助け出して王国を救うことを目指す。

ステージには、横スクロールで展開するさまざまな環境や、ボスステージなどが登場。そして、必ずトランポリンが複数存在する。本作では、トランポリンでジャンプし、空中で敵に体当たりしたり、ステージ内に設置されたアイテムを使ったりして攻撃するゲームプレイとなるようだ。


本作で重要なのは、プレイヤーはトランポリンで跳び続ける必要があるということ。トランポリンがない場所に着地するとミスとなり、体力が減ってしまう。ステージによっては、トランポリンがジェットコースターになっていたり、風車のように回転したり、あるいはボスの攻撃によって大きく移動したりするため、的確にトランポリンを捉える操作が求められるだろう。なお本作は、片手だけでプレイできる簡単かつ直感的な操作を採用しているとのこと。

本作には、ローカル対戦を楽しめるバーサスモードも収録される。こちらもやはり、トランポリンで跳び続けながら戦う。トレイラーでは、大きなボールに体当たりしゴールを決めて、得点を競っているシーンがみられる。またスクリーンショットでは、トゲトゲの鎖を使って大縄跳びをしているらしき場面が確認できる。いくつかの対戦ルールが用意されるようだ。


本作を手がけるD-Pad Studioは、高評価を得たアクション・アドベンチャーゲーム『Owlboy』の開発元として知られる。『Vikings On Trampolines』での、丁寧に描き込まれたドット絵ビジュアルや、かわいいキャラクターデザインは、同スタジオならではといえそうだ。

本作は、もともとは小規模な実験的プロジェクトとして試作され、2011年にはNordic Games Indie Sensation Awardを受賞。そして2016年に『Owlboy』をリリースしたあと、本作のアイデアに立ち戻り、開発を本格的に進めることにしたそうだ(IGN)。

『Vikings On Trampolines』は、PC(Steam)およびコンソール向けに開発中。配信時期は未定である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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