カルト教団運営&ローグライトアクション『Cult of the Lamb』配信即人気。高評価を獲得し、Steam同時接続プレイヤー数は一気に6万人を突破
Devolver Digitalは8月12日、Massive Monsterが手がけた教団運営&アクションゲーム『Cult of the Lamb』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はすでに高い評価を得ており、プレイヤー数の面でも良好な滑り出しとなっているようだ。
『Cult of the Lamb』は、カルト教団の運営とローグライトアクションを組み合わせた作品だ。主人公の子羊は、旧き信仰の司教たちによって処刑されてしまうも、“待ち受けし者”と呼ばれる存在の力によって蘇る。そして復活の代償として、待ち受けし者の名の下に教団を設立し、信者を集めることとなる。
本作のアクションパートでは、プレイヤーは足を踏み入れる度に姿を変える旧き信仰の土地を探索。いくつもの小さな部屋で構成されたダンジョンにて、武器や強化アイテムのタロットカードなどを入手しながら敵と戦うのだ。いくつか特徴の異なるダンジョンが存在し、教団運営に役立つ資源を獲得できたり、信者として教団に引き入れることができるキャラクターと出会えたりすることも。そしてマップをクリアすると次のダンジョンを選択して進み、最後に待ち受けるボスを目指す。
教団運営パートでは、信者の忠誠心によってアクションパートにおける強化をおこなうことができる。その信者の忠誠心を得るためには、信者の信仰度を高め、また生活の面倒を見なければならない。住居や食べ物を用意したり、敷地の清掃をしたり。さまざまな施設を建てることで、快適な生活を提供できる。そして、教会堂での説教や、教条の布告、闇の儀式などをおこないながら、忠誠を誓う信者を育てていくのだ。
レビュー集積サイトMetacriticでの本作のメタスコアは82(PC版)。一方Steamのユーザーレビューでは、現時点で88%が好評とする「非常に好評」となっている。かわいい見た目とブラックな世界観のギャップや、それぞれクオリティが高いカルト教団の運営要素とローグライトアクションの巧みな融合などが評価されているようだ。
また、Steam版の同時接続プレイヤー数を見てみると、配信初日のピークは約6万2000人に達した(SteamDB)。これはSteam全体でトップ20に入る数字であり、かなり盛況であることが分かる。Devolver Digitalタイトルのなかでもトップクラスの記録だ。Steamの売り上げランキングを見ても、現時点で本作は1位となっており人気のほどがうかがえる。
『Cult of the Lamb』は、PC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。価格は、Steam版が2570円、Nintendo Switch/PS4/PS5版が2530円、Xbox One/Xbox Series X|S版が2900円だ。