ソウルライク・メトロイドヴァニアアクション『BIOMORPH』発表。倒した敵に変身し、その能力を駆使してダンジョン探索

 

デベロッパーのLucid Dreams Studioは8月10日、アクション・アドベンチャーゲーム『BIOMORPH』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソールで、2023年配信予定。Steamのストアページによると、本作は日本語表示にも対応予定のようだ。

『BIOMORPH』は、ソウルライクとメトロイドヴァニア要素のあるアクション・アドベンチャーゲームだ。舞台となる世界は16のエリアが組み合わさって構成されており、プレイヤーは現れるモンスターやボスと戦いながらダンジョンを探索する。探索を通じては、パズル要素をこなしたり、さまざまな秘密を発見したり、あるいは奇妙な住民に出会ったりすることもあるという。

主人公は、近接・遠距離武器を駆使して敵と戦う。トレイラーのゲームプレイシーンからは、大量の敵をなぎ倒していくというよりも、1体1体の敵とじっくり戦う緊張感あるゲームスタイルになることがうかがえる。主人公がもつ各武器は、アップグレードツリーによって強化していくことが可能だ。また、探索によって新たなアビリティを獲得可能とのこと。


本作の特徴のひとつとして、倒した敵キャラクターに変身できるという主人公の能力がある。その敵がもつ強力な攻撃やスキルを駆使して、ほかの敵と戦うことができるわけだ。さらに、変身能力は探索にも役立つという。トレイラーでは、敵に変身した主人公が、ステージ内を突進して壁を突き破っていくシーンがある。特定の敵に変身することでしか、たどり着けないエリアも存在するのかもしれない。

一方で、変身された側の敵キャラクターは、新たなパワーがアンロックされるなどして強化される。これにより、その敵キャラクターがいたエリアをふたたび訪れると、以前とは異なるゲーム体験になるそうだ。


本作には、Blightmoorというハブエリアとなる街が存在しており、この街の周囲にステージの各エリアが広がっている。プレイヤーは、拠点となるこの街を再建するために冒険することになる。詳細は不明ながら、街の見た目をカスタマイズする要素もあるとのこと。また、街の住民と交流することで、街や住民たちの過去について知ることができ、さらに冒険を進めていくと、主人公自身の過去についての真実も明らかになるという。

『BIOMORPH』は、PC(Steam)およびコンソール向けに2023年配信予定だ。