オープンワールド森林サバイバル『Green Hell』プレイヤー数がぐぐっと上昇。カピバラが飼育できるようになったためか

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Creepy Jarは8月1日、オープンワールドサバイバルゲーム『Green Hell』のPC版向けに無料アップデートを実施しカピパラなどの飼育要素を追加した。アップデートが実施されてから、Steamの同時接続人数が大きく増加している。

『Green Hell』は、2019年に正式リリースされたアマゾンの熱帯雨林を舞台にしたオープンワールド型サバイバルシミュレーション。PCのほか、PS4/Xbox One/Nintendo Switchでもリリースされている。本作の主人公は、恋人のミアとともに、アマゾンに住む少数民族の調査に来たジェイク。ある日、単独で調査に出たミアから無線で助けを求められ救助に向かうと、自身も何者かに追われてしまう。武器も食料もない状態で迷い込んだジェイクは、ミアとの再会とアマゾンからの生還を目指して探索を進めていく。本格的なサバイバル要素や、作品内のスマートウォッチを利用した栄養状態の管理、精神状態によるパラメーターの変化といった要素が魅力の作品だ。


そんな『Green Hell』のPC版に、無料アップデートにて動物の飼育要素が追加された。飼育が可能となったのはカピバラ・バク・ペッカリーの三種。今アップデートでの新武器「吹き矢」を利用して眠らせてから拠点に作った動物用の囲いに入れると、動物たちとの生活が始まる。定期的な餌箱と水桶への補充や、囲いの中の清掃をしていくと動物からの信頼度が上昇する。信頼度が高い値まで上がると、プレイヤーの口笛に反応したり撫でることが可能になる。また、信頼度が高い状態で同種のオスとメスを飼育していると子どもが誕生する。飼育している動物たちは愛玩することもできるが、貴重なタンパク質として焼いていただくことも可能だ。さらには養蜂要素も追加され、はちみつを生産できるようになっている。


このアップデート以降、『Green Hell』の同時接続人数が増加している。SteamDBによると、アップデートが実施された8月1日の同時接続人数のピークが1912人であることに対して、8月7日にはピーク時6721人に増加している。数値としては3倍以上だ。自然の脅威があふれるアマゾンの中で、癒しをもたらす存在として惹かれたプレイヤーが多いのだろうか。


本作においては、アップデートごとのプレイヤー数増加は定期的に見られる。今年3月末にストーリー本編の前日談「アマゾニアの精霊たち」の第3章が追加された際も、2000人台から3000人台で推移していた同時接続人数が、一時7000人台まで増加している。アップデートごとに新要素を交えてサバイバルを楽しむプレイヤーが多いようだ。

また、現在Steamでは「Steamサバイバルフェス」が8月1日より開催されている。『Green Hell』だけではなく、食人種のいる森を生き抜く『The Forest』やゾンビオープンワールド『7 Days to Die』などのサバイバルゲームがお安くなっている。上記の2作品もSteamDBによるとセール開始以降同時接続人数が増加しているため(セール開始直前とのピーク時比較で2~2.5倍程度)、セールも人数増加に一役買っているようだ。今回の『Green Hell』の人数増加はカピバラたちとセールの相乗効果といったところだろう。

『Green Hell』は2020年4月に最大4人でのCo-opモードが実装されて以降、プレイヤーベースが拡大した。同月以降、同時接続人数の平均は1000人以上をキープしており、根強い人気をうかがわせる。本作が気になる方はぜひプレイしてみてほしい。

『Green Hell』はPC(Steam)/PS4/Xbox One/Nintendo Switch向けに発売中。Steam版は「Steamサバイバルフェス」にて明日9日の午前2時までお得に購入できる。

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