パブリッシャーのHeroCraftは8月6日、Bad Opticsが手がける街づくりシミュレーションゲーム『Catizens』のPC(Steam)での早期アクセス配信を、8月17日に配信すると発表した。
『Catizens』は、猫の住民が暮らす街を作るシミュレーションゲームだ。『RimWorld』や『ザ・シムズ』から影響を受けて開発中だという。本作にてプレイヤーは、擬人化された猫たちに仕事を与え、小さな村から巨大な街へと発展させることを目指す。まずは木材などの資源を集めさせ、住居や資源保管庫など基本的な建物を建設していくことになるだろう。建設できる建物にはほかに、製粉のための風車小屋や、酒場、市場、あるいは疲れを癒す風呂や農場などがある。
さらに、道路や石畳、橋、街灯などのインフラや、住居などの内装・家具なども用意されている。そうした施設やアイテムをクラフトして、自分なりの街を作っていくのだ。また猫には、農業や鍛治、あるいは野生動物の保護など、さまざまな役割を与えることができる。ゲームを進めるなかでは、そうした職業に関連した施設もアンロックされていくという。
住民の猫はそれぞれ性格や特性が異なり、時には具体的な要求をしてくることもある。彼らを満足させ、また住民同士の関係を良好に保つために、さらなる施設などを建設していくことになるだろう。猫は不満があると喧嘩をしたり、街を去って行ってしまうこともあるようだ。
やがて街が大きくなり、住民も増えてくると、ひとつひとつを管理することが大変になってくる。そうした場合は、数匹の優秀な猫にリーダーになってもらい、代わりに街づくりを指揮してもらうことができるという。プレイヤーは、そのリーダー猫の管理に集中するだけで良いそうだ。
本作では、指定された目標をこなすことで、新たな環境へとアクセスできるようになる。隠された宝を発見したり、クエストをくれる人物に出会えたりするとのこと。また街には、敵となる動物が襲撃してくることもある。そのため、一定の住民を兵士として鍛えることも求められる。このほか、自然災害に見舞われることもあるようだ。
『Catizens』は、PC(Steam)向けに8月17日に早期アクセス配信予定だ。配信開始時点では、全6種類を予定しているうちの3つのステージと、サンドボックスモードが収録される。なお開発元によると、本作のゲーム内は日本語表示に対応していないが、正式リリース時に実装する可能性はあるとのことである。