コズミックサバイバルホラー『SIGNALIS』10月27日国内発売へ。陰鬱な惑星で極限状態に陥る恐怖体験
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弊社アクティブゲーミングメディアの運営するパブリッシングブランドPLAYISMは8月8日、『SIGNALIS』を10月27日に国内発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/Nintendo Switch。価格はダウンロード版が税込1980円。PS4/Nintendo Switch向けにはパッケージ版も発売され、初回特典としてオリジナルステッカー・缶バッジ・両面ポスターが付属するという。
『SIGNALIS』は、サバイバルホラーゲームだ。舞台となるのは、近未来。人型アンドロイドである「レプリカ」が、人間たちと共に生活する時代だ。技術者レプリカのエルスターが、宇宙船の中で目を覚ますところから物語が始まる。宇宙船は雪で覆われた辺境の惑星に墜落したようで、パートナーであるアリアネ・ヤンの姿が見えない。エルスターはアリアネを探すううちに荒廃した廃墟を発見。廃墟を探すううちに、隠された陰謀にふれていく。
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『SIGNALIS』は、サバイバルホラーゲームとして開発されている。ゲームプレイとしては見下ろし視点で展開され、3Dとピクセルアートを組み合わせるかたちで演出。迫りくる敵から逃れながら、謎を解いていくのだ。本作ではインベントリ管理が鍵を握る。弾薬や体力などのリソースは少なく、持ち運べるものも限られている。収納ボックスに何を入れるのかを考える必要があるというわけだ。また戦闘もできる限り回避したいところである。
また本作は、スタンリー・キューブリック、庵野秀明、デヴィッド・リンチの作品や古典的コズミックホラーに影響を受けているという。監視、官僚主義、全体主義体制といった要素も盛り込まれており、「自分とはなにか」、「記憶とはなにか」というテーマで物語が展開されるそうだ。
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開発を手がけるのはドイツのインディースタジオrose-engine。同スタジオは、itch.ioにて『Ascend』や『Coffin Counselling』といった横スクロール型に恐怖表現を導入したホラーゲームをリリースし、高い評価を獲得してきた。『SIGNALIS』も横スクロール型作品として開発されていたが、試行錯誤を重ねた結果2Dスプライトと3Dローポリゴンのゲームに落ち着いたという。長きにわたり開発が続けられており、先日Humble Gamesより海外版が10月27日に発売されることが告知。国内版もPLAYISMより同日発売されるようだ。
『SIGNALIS』は、PC(Steam)/PS4/Nintendo Switch向けに10月27日発売予定。Humble GamesからはXbox One版も発売されるようである。