PS4版『十三機兵防衛圏』無料パッチで追加兵装・英語音声が導入。DLC特典付きの新価格版も販売開始

アトラスは8月4日、ドラマチックアドベンチャーゲーム『十三機兵防衛圏』のPS4版について、DLC特典付きの新価格版「ウェルカムバリューパック」を発売。本作のNintendo Switch版に導入された「兵装」およなどを、PS4版にも追加する無料パッチが本日より配信開始されている。

アトラスは8月4日、ドラマチックアドベンチャーゲーム『十三機兵防衛圏』のPS4版について、DLC特典付きの新価格版「ウェルカムバリューパック」を発売した。価格は、パッケージ・ダウンロード版ともに7678円(税込)。

また、本作のNintendo Switch版に導入されたゲーム内要素「兵装」および英語音声を、PS4版にも追加する無料パッチが本日より配信開始されている。なおこのパッチは、ウェルカムバリューパック以前に発売されたバージョンでも適用可能だ。


『十三機兵防衛圏』は、ヴァニラウェアが手がけたドラマチックアドベンチャーゲームだ。本作の世界では、1985年のある日、「怪獣」と呼ばれる存在が隕石のように突然飛来。そして、1940年代から22世紀の未来までの異なる時代を生きる13人の少年少女たちは、「機兵」と呼ばれる巨大ロボットに乗り、時を超えて“破滅の運命”に立ち向かう。

本作は、日常に起こる事件から破滅の運命の真相を探求していくアドベンチャーパート「追想編」と、イベントアーカイブやミステリーファイルで物語の振り返りや考察を楽しむ「究明編」、そして機兵に乗り込み怪獣と戦うシミュレーションバトルパート「崩壊編」にて構成。13人の主人公全員の物語を紐解くことで、世界の真相が解き明かされていく。


今回発売されたPS4版「ウェルカムバリューパック」には、ゲーム本編に加えて2種類のDLC特典が同梱。ひとつは、ゲーム内にも登場した1980年代雑誌風記事など多彩な企画を完全再現した、ヴァニラウェア完全監修のデジタルブックレット「デジタル・シークレットファイル」だ。全132ページに、ゲーム未収録・秘蔵の設定画なども網羅されている。

もうひとつは「オリジナルテーマ&アバターセット」である。プレミアム版オリジナルテーマに加え、本作の各主人公・沖野司・千尋・柴久太・沢渡美和子・鞍部玉緒・BJ・しっぽの全20種のオリジナルアバターがセットになっている。

*Nintendo Switch版のスクリーンショット


そして本作のPS4版向けには、追加兵装と英語音声を導入する無料パッチが配信開始されている。これらは、Nintendo Switch版に先行して実装されていた要素である。追加兵装は、崩壊編のバトルで使用可能な兵装について、主人公1人につき2種類(計26種類)を追加するものとなっている。

たとえば、鞍部十郎であれば貫通力のある機関砲「腕部ピアッシングキャノン」と、敵のアーマーを無視し極大ダメージを与える「高出力プラズマアーク溶断機」が追加。薬師寺恵には、前方の広範囲にビームを放つ「ハイパルスレーザー」と、指定範囲内へミサイルを放つ「貫通マルチロックミサイル」が追加される。詳しくは公式サイトを確認してほしい。

『十三機兵防衛圏』は、PS4/Nintendo Switch向けに販売中だ。なお、「ウェルカムバリューパック」の発売を受けて、PS4版の「プレミアムエディション」および「プレミアムエディション アップグレード」は販売終了している。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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