オープンワールド謎解きゲーム『Project S』(仮称)発表。『DbD』のBehaviourが他スタジオと組み大規模パズルゲーム開発へ


Behaviour Interactiveは8月4日、同社初となるイベント「Behaviour Beyond」にて、オープンワールド型パズルゲーム『Project S』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2023年のリリースを予定している。

『Project S』は、カナダを拠点とするBehaviour Interactiveと同じくカナダのトロントを拠点とするLunarch Studiosとのコラボレーションにより制作されるタイトルだ。舞台となるのは雲の上に浮かぶ浮遊島。プレイヤーは島の各所に隠されたパズルを単独あるいは仲間と一緒に解き明かしながら、島に隠された謎を紐解いていくことを目指すという。仲間との協力については、大規模マルチプレイも用意されているという。

舞台となる浮遊島には、ギリシアのゼウス神殿を彷彿とさせる石材の建造物が立ち並ぶ一方で、中国の寺院や日本の仏教建築様式を採り入れたような建造物も各所にそびえ立つ。それぞれ違う文化を感じられる建物が肩を並べており、島全体が独特の雰囲気を放っている印象だ。トレイラーではプレイヤーが背中に携えた大きな羽を広げ、ギリシア神話に登場するイーカロスのごとく空高く舞うシーンも。高所から見下ろす島の景観は、極楽の宝池に浮かぶ宮殿のような美しさだ。そんな浮遊島を舞台に、一体どんなパズルが展開されるのか気になるところ。

Lunarch StudiosのCEO兼クリエイティブディレクターのElyot Grant氏は『Project S』について、「オープンワールドを新しい視点で作り上げる作品だ」とコメント。詳細はまだ発表できないとしながらも、今後さらなる続報を皆さんと共有できる機会を楽しみにしていますと語った。

『Project S』は 2023年 に リリース予定。対応プラットフォームはPC(Steam)。なお『Project S』は正式名ではなくコードネームとのこと。