クトゥルフ神話モチーフ探索ゲーム『Cthulhu Mythos ADV 闇に囁く狂気』発表。ダイスロールで変化していく運命とSAN値

 

Gotcha Gotcha Gamesは8月3日、『Cthulhu Mythos ADV 闇に囁く狂気』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。2022年9月に配信するという。

『Cthulhu Mythos ADV 闇に囁く狂気』は、クトゥルフ神話をモチーフにした2Dアドベンチャーゲームだ。見知らぬ廃病院で目を覚ました主人公が、仲間と共に異形の化け物に立ち向かいながら、病院からの脱出を目指すという。


流れとしては、廃病院を探索してアイテムや情報を集めていく。探索する中では、行動に成功率が表示されることも。その際にはダイスを転がそう。成否によってその後の展開が分岐。
ダイスロールの成功率は、キャラクターの能力値によって決まるようだ。パラメータとしては、身体能力や精神力、知識に精密性、感覚に幸運などが存在。それぞれ対応したパラメータがダイスロールの確率に影響するのだろう。

ダイスロールの結果によっては狂気の力に蝕まれ、異常な行動をとることもあるという。公開されたスクリーンショットでは、画面左上に「SAN」というステータスバーが確認できる。このSAN値(正気度)をうまく管理することが重要になりそうである。なおエンディングについては7種類存在。正気度を一定以上に保つことで、真相を知ることができるとのこと。


本作にはさまざまなクリエイターが参加している。各クリエイターの担当は以下のとおり:

シナリオ:九畝くぜ
キャラクター&キービジュアル:TAKOLEGS
背景イラスト:めとこ
神話生物イラスト:紫ジャージ
記憶の断片イラスト:もの久保
タイトルロゴ:あけ

九畝くぜ氏は、クトゥルフ神話TRPGのシナリオ作成やセッション配信などをしてきたVTuber。TAKOLEGS氏は『Fate/Grand Order』にて徐福などの英霊や概念礼装などを手がけたイラストレーターである。めとこ氏は、自身でもクトゥルフ神話ゲームを手がけているイラストレーター。実力派クリエイターのほか、すでにクトゥルフ神話の作品に携わってきたクリエイターたちも参加しているようである。


Gotcha Gotcha Gamesは、KADOKAWAの子会社だ。「ツクール」シリーズの開発と販売を手がけてきた事業部が会社として独立。「ツクール」および「ツクール」発の作品サポートを展開してきたが、今作は同社初のオリジナルタイトルとしてリリースするようだ。

『Cthulhu Mythos ADV 闇に囁く狂気』は、9月にPC(Steam)/iOS/Androidにて配信予定である。



©2022 Gotcha Gotcha Games


※ The English version of this article is available here