Steamが Nintendo Switch Online向け復刻コントローラーを正式サポート。ファミコンやメガドライブなどの復刻コントローラーが使える
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Valveは7月28日、Steamクライアントのアップデートを配信した。各種バグ修正がおこなわれたほか、いくつかのコントローラーの正式サポートが追加。このなかには、Nintendo Switch Online加入者向けに販売中の復刻コントローラーも含まれている。
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今回のアップデートのパッチノートによると、Steam入力がサポートするコントローラーに「Nintendo Online classic controllers」が追加されたとのこと。Nintendo Switch Online加入者向けに販売されている「ファミリーコンピュータ コントローラー」「スーパーファミコン コントローラー」「NINTENDO 64 コントローラー」「セガ メガドライブ ファイティングパッド 6B」のことを指しているとみて間違いないだろう。
これらのコントローラーは、Bluetooth接続のワイヤレスコントローラー。これまでもPCに接続することは可能で、ゲームで使用する方法も存在したが、あくまでも公式にはSteam未対応だった。Steamのクライアント側で正式にサポートされたことで、より利用しやすくなったといえるだろう。Steamのコントローラー設定で、各ボタンのマッピングをおこなうことも可能だ。
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「ファミリーコンピュータ コントローラー」「スーパーファミコン コントローラー」「NINTENDO 64 コントローラー」「セガ メガドライブ ファイティングパッド 6B」は、それぞれのオリジナル版を復刻しつつ、Bluetooth対応機能やNintendo Switchでの基本操作に必要なボタンが追加されている。また、Nintendo Switch Onlineおよび同追加パックの加入者向けには、特典として各コンソール向けのゲームが配信中。そうしたクラシックゲームを当時の感覚のままプレイするのに最適というわけだ。
またSteamでも、さまざまなクラシックゲームの移植版が配信されている。たとえばセガのメガドライブ向けゲーム『SEGA Mega Drive and Genesis Classics』や、ファミコン向けの『ロックマン』シリース6作品をセットにした『ロックマン クラシックス コレクション』、あるいはスーパーファミコン・メガドライブ向け作品も含まれる『悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション』、そしてNINTENDO 64版も発売された『STAR WARS Episode I Racer』などだ。移植版であるため、場合によっては、メニュー操作などにコントローラーのボタンが足りないということも起きるかもしれないが、復刻コントローラー所有者なら試してみる価値はあるだろう。
なお、上述の4つのコントローラーは、Nintendo Switch Onlineの有料プラン加入者向けに、My Nintendo StoreおよびNintendo TOKYOにて販売中だ。
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今回のSteamクライアントのアップデートではほかに、Qanba ObsidianおよびDragonアーケードスティックや、HORI ファイティングスティックmini(PS4/PS3/PC)へのサポートも追加。また、DualSenseワイヤレスコントローラーでの振動エミュレーションの向上なども実施されている。