オープンワールドゲーム『Soulframe』発表。『Warframe』開発元が手がける、基本プレイ無料新作

Digital Extremesは7月17日、新作オープンワールド・アドベンチャーゲーム『Soulframe』を開発中であることを明らかにした。『Soulframe』は、基本プレイ無料にて提供予定。

デベロッパーのDigital Extremesは7月17日、『Warframe』のイベント「TennoCon 2022」を開催。このなかで、新作オープンワールド・アドベンチャーゲーム『Soulframe』を開発中であることを明らかにした。対応プラットフォームや発売時期は未定。

『Soulframe』は、『Warframe』のクリエイティブディレクターを務めたSteve Sinclair氏が手がける、完全新作オープンワールド・アドベンチャーゲームだ。まだ開発初期段階とのことで、ゲーム内容に関してはあまり情報は公開されていないが、上に掲載したシネマティックトレイラーでは、独特の世界観が披露されている。

トレイラーでは、囚われの身となっている裸の男性が登場。その後男性はどこかの島に流れ着き、剣を手に3人の敵と対峙している。当初右腕に着けていた鎧は外しており、その右腕を使った不思議な能力で敵を吹っ飛ばしている。そして剣を地面に突き刺したかと思うと、敵が石化。敵を退けた男性は、鎖で繋がれた巨大な獣を解放している。

映像のナレーションは、カラの魂に堕ちた者の子は城の小屋で育てられ、狩人として飼育され、反するものを狩った、と語る。あの男性が、狩人ということだろうか。またナレーターは、“恥辱の使者”とも表現し「その心身にカレらの魂を帯び、己を探すのです。恵みを取り戻し、大地へと返すのです」と呼びかけている。このほか、舞台となる土地は“オード(Ode)”と呼ばれていることもうかがえる。


本作の開発を率いるSteve Sinclair氏は海外紙The Washington Postの取材に対し、『Warframe』での協力PvEプレイや自動生成フィールドといった要素は『Soulframe』にも引き継がれるとしつつ、SF色の強かった『Warframe』に対し、本作はファンタジーの世界観をもつ作品になると述べる。開発においては、「もののけ姫」や「ネバーエンディング・ストーリー」といった映画作品から影響を受けているとのこと。

また、『Warframe』は射撃に重きを置いたハイスピードなバトルを特徴としている一方で、本作では重い近接攻撃を中心にした、スローペースなバトルが展開されるという。もっとも、いわゆるソウルライクゲームを意図した作品ではないそうだ。

本作では、世界そのものが何らかの怒りを抱えた状態にあり、復元・返還(restoration)や自然といったテーマのもと冒険をおこなう。探索に重点を置いたゲームプレイになるそうで、自動生成される洞窟でのゲームプレイの存在が示唆された。一方で、ハブエリアとなるオープンワールドのフィールドも存在するとのことだ。

Soulframe』は、基本プレイ無料にて提供予定。対応プラットフォームや発売時期は未定だ。開発はまだ始まったばかりとのことで、開発元Digital Extremesは、コミュニティからの意見を聞きながら開発を進めていきたいとしている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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