Epic Gamesストアにて7月15日、PC版『Wonder Boy: The Dragon’s Trap』の無料配布が開始された。アカウントにログインあるいは新規作成して入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。配布期間は7月22日0時まで。なお、『Wonder Boy: The Dragon’s Trap』は日本語表示にも対応している。ストアページの対応言語欄に日本語の記載はないものの、実際にゲームを起動すると日本語に対応されていることが確認できる。
『Wonder Boy: The Dragon’s Trap』は、1989年にセガ・マスターシステム向けに発売された横スクロール・アクションゲーム『モンスターワールドII ドラゴンの罠(Wonder Boy III: The Dragon’s Trap)』のリメイク作品だ。オリジナル版スタッフの監修のもと制作された。PC版の定価は2000円である。
前作『ワンダーボーイ モンスターランド(および家庭用ゲーム機版である『スーパーワンダーボーイ モンスターワールド』) 』でメカドラゴンを倒した主人公が、呪いをかけられて半人半竜のリザードマンになってしまったことから本作の物語は始まる。メカドラゴンの呪いを解いてふたたび人間の姿に戻るために、主人公は魔法のアイテム「サラマンダークロス」を求めて冒険をする。
ゲームプレイはオリジナル版の2D横スクロール・アクションを再現。一方で、リメイクと呼ぶにふさわしい美しい手描きグラフィックに一新され、音楽も新録されている。開発の過程でオリジナル版のコードを解析した成果により、ゲーム中にボタン一発でオリジナル版の8ビットグラフィックと音楽に切り替えることも可能になっている。さらに、オリジナル版と同じパスワード機能(セーブデータ)にも対応して相互利用できるなど、ファンには嬉しい機能を搭載している。そのほか、もともとは人間の男の子「ヒューマン」が主人公だが、女の子版主人公「ヒューガール」が新たに追加されている。
PC版『モンスターワールドII ドラゴンの罠』は、7月22日0時までEpic Gamesストアにて無料配布中。ほかの無料配布枠としては、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」ユニバースのキャラたちが一堂に会する放置系RPG『Idle Champions of the Forgotten Realms』(基本プレイ無料)の約1万3800円相当のパック「Baeloth’s Gladiators of the Black Pits Pack」も7月22日0日まで無料配布されている。
次週の無料配布はリアル系第一次世界大戦マルチFPS『Tannenberg』の予定だ。