ミステリーRPG『異夢迷都(イム メイト) 果てなき螺旋』発表。裏世界と現実、2人の主人公が大都市に眠る闇を暴く
パブリッシャーのKoch Mediaは7月14日、中国の開発会社Arrowizが手がける新作RPG『異夢迷都(イム メイト) 果てなき螺旋』を、同社のレーベルPrime Matterより2023年に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、価格は未定。
『異夢迷都 果てなき螺旋』は、架空の旧上海風近未来都市へとプレイヤーを誘う、RPGテイストのコマンドバトル式RPGだ。伝統的な建造物と近未来的な構造が混在するポストアポカリプスの大都市を舞台に、探偵である主人公とその一派が、政府の陰に潜む秘密を解明していく。人で賑わう華やかな新都には数多の謎が潜んでおり、闇に包まれた歴史を紐解くために主人公は調査を進めていく。やがて新都の裏側に眠る別世界に足を踏み入れ、守るべきもののために戦うこととなる。
本作でプレイヤーは若き私立探偵と謎のエクソシスト、2人の主人公を操作しながら、探索パートとバトルパートを繰り返して、新都に潜む謎を調査していくことになる。探索パートでは私立探偵「何某」として、きらびやかな都市のさまざまな場所へと足を運び、手がかりを集めて謎の解明に挑む。バトルパートでは謎のエクソシスト「鍾馗」として、異次元への入り口となる裂け目から、地下の別世界で悪魔のようなおぞましい存在と戦っていくのだ。
戦闘ではチーム全員の体力が共有されるほか、ギア・マトリクス、デュアル・タレントシステムと呼ばれるシステムが採用。手ごたえのある独特な戦闘を楽しめるそうだ。また、物語を進めていく中で、信頼を獲得することで新たな仲間を増やすことも可能で、トレーラーでは個性あふれる仲間たちの姿を垣間見ることができる。そしてプレイヤーの前に立ちふさがるであろう神像のような敵の姿も確認できる。トレーラーの最後には、新都の光景を映し出す謎の機械が登場しており、本作の物語に何か仕掛けがあることを匂わせている。
表と裏、2つの世界が存在する大都市。なぜ地下に不可思議な裏世界が広がっているのか。そしてそこに巣食う異形の存在は一体何なのか。果たして主人公たちは裏で糸を引く組織にたどり着き、新都の真相へとたどり着くことができるのか。いまだシステムやバトルの多くがベールに包まれた本作の、今後の情報に期待したい。
『異夢迷都(イム メイト) 果てなき螺旋』は対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに2023年発売予定。パッケージ版の販売も予定されている。