『Cuphead』のDLC「The Delicious Last Course」配信から2週間で売り上げ100万本到達。本編同様「圧倒的に好評」を獲得

Studio MDHRは7月13日、アクションゲーム『Cuphead』向けのDLC「The Delicious Last Course」の売り上げが、100万本に到達したと発表した。

デベロッパーのStudio MDHRは7月13日、アクションゲーム『Cuphead』向けのDLC「The Delicious Last Course」の売り上げが、100万本に到達したと発表した。

『Cuphead』は、PC/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中のアクションゲーム。1930年代のカートゥーンアニメから影響を受けて制作された、レトロ感溢れるビジュアルやサウンドが特徴だ。ボスバトルを中心にしたゲームプレイを採用し、横スクロールで進行するステージも登場。高い難易度を誇る作品ながら、メディア・ユーザー双方から非常に高い評価を受けている。

DLC「The Delicious Last Course」は、幾度かの配信延期を経たのち、今年6月30日にリリースされた。本編のミニゲームに登場した、伝説の聖霊チャリスが3人目のプレイアブルキャラクターとして追加され、新たなステージを舞台にユニークなボスの数々に立ち向かう。チャリスは、主人公のカップヘッドとマグマンとは異なる能力をもち、二段ジャンプが可能であったり初期ライフが1つ多かったりなど、扱いやすいキャラクターとなっている。

そして今回、DLCは配信開始から約2週間で100万本を売り上げた。少し古い数字ではあるが、ゲーム本編は2020年7月時点で600万本を売り上げている。現在はさらに売り上げを伸ばしていることを加味すると、だいたいユーザーの10人に1人程度がDLCを購入したと考えられそうだ。

当初予定よりかなり遅れてのリリースとなったものの、この間にも続々登場する関連グッズや、Netflixでのアニメ展開など、『Cuphead』は話題に事欠かなかった。ファンの関心を上手く繋ぎとめたことが、売り上げにも結びついたかもしれない。そしてSteamのユーザーレビューでは、本編と同じく「圧倒的に好評」を得ており、ファンの期待に応える内容であったと受け取れる。

なお今回の発表に際して、Studio MDHRは珍しくプレゼントキャンペーンをおこなっている。Nintendo Switch・PS5・Xbox Series Xの、いずれかの本体が当たるというものだ。同スタジオのTwitterアカウント(@StudioMDHR)をフォローしたうえで、上のツイートをリツイート。さらに「Cuphead」と希望の本体を書いて返信すると応募完了だ。特に条件は記載されていないため、日本からも応募可能と思われる。興味のある方は応募してみてはいかがだろうか。

『Cuphead』およびDLC「The Delicious Last Course」は、PC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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