惑星開拓オープンワールド『ASTRONEER(アストロニーア)』最新アプデにて鉄道要素導入。運行や貨物の積み下ろしなどの自動化も可能


デベロッパーのSystem Era Softworksは7月12日、惑星開拓オープンワールドゲーム『ASTRONEER(アストロニーア)』向けの最新アップデート「鉄道アップデート(Rails Update)」を、PC(Steam)/PS4/Xbox One版に配信した。Nintendo Switch版向けには、7月21日に配信予定とのこと。

本作は、未知の惑星を舞台にしたサンドボックスゲームだ。最大4人での協力プレイに対応し、広大な惑星にてサバイバルしながら宇宙の辺境を探検。探索や資源収集、クラフトや拠点建築、また施設の自動化などをおこなうのだ。ツールによって地形を作り変えられることも特徴となっている。

今回配信された「鉄道アップデート」では、惑星上に鉄道を敷設することが可能となる。そのためのアイテムが追加されており、まず基幹アイテムとしてレールポストが存在。テザーに似た仕組みをもち、設置し並べていくと自動でレールが敷かれていく。レール分岐器で分岐させることもできる。またレールポストでは、最寄りの列車を呼び出すことも可能だ。

列車にはレールカーと動力車があり、最大6両編成で運行可能。レールカーは、中型のストレージスロットを備え、前後どちらにも連結させることができる。一方の動力車は、個人輸送や高速鉄道に使用する専用車両で、編成の両端にのみ連結できる。シートと2つの小型補助スロット、ヘッドライトを装備している。


構築した鉄道網では、運行や駅での貨物の積み下ろしなどを自動化させることができる。レールステーションには、自動積み下ろしなどの高度な鉄道物流を支援する自動化ツールが含まれる。また、停車中の列車を任意の方向に発車させるピンスロットも備える。

さらに、レールポストおよびレールステーションには、鉄道車両に反応して作動するスロットが設置。レール分岐器には、3つの接続部それぞれにピンスロットがあり、スロットが有効になるタイミングをコントロール可能だ。また、ストレージセンサーを車両に設置することで、列車全体のストレージの状態を監視することができる。

なお鉄道は、鉄道ミッションを進めることで利用可能となる。最初の鉄道ミッション「深く掘り進め」を開始するには、ミッション「重い石タングステン」を完了している必要があるとのこと。鉄道ミッションにてプレイヤーは、物流に関する調査や探索を通じて、EXOダイナミクスにおける鉄道の重要性を学ぶことになるという。また、その過程では新たなキャラクターとの出会いもあるそうだ。

今回の「鉄道アップデート」ではこのほかにも、遊びやすさの改善やバグ修正、ストアへのコスメアイテムの追加なども実施された。Nintendo Switch/PS4 版の国内公式サイトには、日本語パッチノートが公開されている。詳細はそちらを確認してほしい。

『ASTRONEER』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中。Xbox Game Pass向けにも提供されている。