海上都市サバイバルシム『Havendock』12月1日にSteam早期アクセス配信へ。漂流する資源を拾いながら、大都市への発展を夢見る
デベロッパーのYYZ Studiosが手がける海上都市建設シミュレーションゲーム『Havendock』の早期アクセス配信が、12月1日に開始されるようだ。Steamのストアページが公開されている。
『Havendock』にてプレイヤーは、海に浮かぶ小さな島で目を覚まし、その場所に街を建設することを目指す。島には木材が漂流してくるため、資源として獲得することで、建設の土台となるウッドデッキをクラフトして配置できる。そして、さらなるクラフトを可能にする作業台を作って設置し、ウッドデッキを拡張しながらさまざまな設備を整えていくのだ。
本作にはサバイバルゲームの側面もあり、生きるためには水と食料が欠かせない。まずは、海水を汲み上げるポンプと淡水化設備を用意し、島に近づいてきた魚を食料とすることになるだろう。プランターを設置して野菜を育てたり、住居や保管庫を建築したりすることも可能。技術研究をおこなうことで、クラフトできるものはさらに増えていく。
街を拡大させていくなかでは、ほかの生存者がイカダなどに乗ってやってくることがある。そして特定の施設を建設済みであるかなど、その生存者が求める要件を満たしていると、入植者として受け入れることができる。また、資源の取引を持ちかけてくる者も現れるそうだ。
入植者を受け入れると、彼らの生活の面倒も見る必要がある。飲み水や食料、住居を提供し、また娯楽施設も用意するなどして幸福度を維持しよう。入植者の人数だけ、必要な設備の数も増えていくだろう。
一方で入植者には、そうした設備での作業を任せることができる。たとえば、海水をどれだけ汲み上げて、それを淡水化設備に移して飲み水にするのかといった、それまでプレイヤーが手作業でおこなっていたことを、自動化させることができるわけだ。
入植者を受け入れながら海上都市を発展させていくと、やがてボートをクラフトしてほかの島に遠征することが可能に。新たな資源を発見できる。やがて、海底から鉱石を採掘したり、電気や石油といったエネルギーを獲得したり。ロボットをクラフトすることもできるようになる。そうして海上都市をさらに発展させていくのだ。
『Havendock』は、PC(Steam)にて12月1日に早期アクセス配信予定だ。その後開発を進めるなかでは、さらなる島の種類や、空へと入植地を拡大させる要素、バトル要素などの新たなメカニクスを追加していく計画となっている。
なお、本作は開発途中のバージョンがitch.ioにて公開されている。Webブラウザ上で無料でプレイできるため、興味のある方は試してみてはいかがだろうか。